テキストの行間

今日はPCの授業が1コマ。基礎からやって欲しいとのご要望だったのでご質問にお答えする形で90分の授業を進めます。今まで「なんとなく」だったことが「理解」に繋がったようで喜んでもらえて俺も嬉しい限りです。
うちのPCの授業では特にご要望がない限りは決まったテキストがありません。テキストを読んでそのとおりのことをやるのはそれほど難しいことではありません。その通りにしかならないように書いてある訳ですから・・・
でも、テキストに書いてあることをやりたくてパソコンを勉強している人なんて本当はいない訳です。それぞれ目的は違います。仕事で役立てたい、趣味に生かしたい・・・
目的が違うのに画一的なテキストを使って操作の方法を機械的に覚えるなんてのはパソコンを使えるということとは違うと俺は思ってます。
「パソコンが出来るようになりたいんです」
良くあるご要望です。でも、パソコンが出来るってどういうことなんでしょう?ワードやエクセルが使えること?インターネットで検索が出来ること?メールが出来ること?
でも、考えてみてください。パソコンはあくまで道具箱なんです。その中にワードやエクセルという道具が入っている訳です。道具の正しい使い方を知ることは大事です。そこから先の道具を使って何かを作り出すことのほうがもっと大事だと思います。
その作り出すものはテキストの例文でしょうか?違いますよね?
だからこそうちの教室ではお一人お一人に合わせてやりたいことをやりたいペースでマンツーマンでお教えするスタイルにしている訳です。
1回だけの講習で聞きたいことだけをご質問される方もいらっしゃいます。10数年に渡ってご通学頂いている方もいらっしゃいます。資格試験を取りたいと言う方もいらっしゃれば、仕事用の文章作成をしたいという方もいらっしゃいます。講師の立場で教えやすいやり方ではなく、受講生の立場で知りたいことを知れる場所であることが大事だと思ってます。
だからテキストは参考程度にしか使いません。
今日は夕方から八王子の大学でITパスの講師をしてきました。ここではテキストを使ってます。受講しているのは20名近い学生さんです。残念ながらうちの教室のようにお一人に付いてお教えすることは出来ません。するとテキストは便利なツールになります。
でも、ここでもテキストをそのまま解説するようなことは極力避けてます。なぜならテキストを読むだけなら自分で出来る訳です。その行間に書いてある見えない文字をいかに説明するかが俺の仕事だと思ってます。
その見えない文字はそのときの教室の雰囲気、学生の理解度、時間、などの影響で様々に変化します。それを瞬時に捉えて言葉にして行くのが大事だと思うんですよね。
さて、そんなこんなで今日も帰ってきたのは22時近くです。そこからセブンに入ってビリヤード場の店長に早変わりですwww
常連さんから声が掛かったので7先のセットマッチを3回ほど・・・
全部接戦になりましたね。緊張感も適度にあった面白かったですねぇ。やっぱり楽しむことが大事ですよね。勝ち負けも勝負事ですから大事ですが、いかに一生懸命テーブルに向かえるかが一番大事なことだと思いますね。
難しい配置が続くときなんてワクワクしちゃいますもんね。相手が調子良くて順番が回って来ないときなんかだって、1回順番が来れば今度は俺が渡さないぞぉ~なんて思いながら相手のプレーを見ているのも好きです。
今日は金曜日なので4時まで営業。明日は平塚で5時間、明後日は八王子で6時間の授業です。みんな1発合格しようとがんばってますからね。俺ももうちょっとがんばらないとね。

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