PCR検査

実に久しぶりの投稿です。なにせ新型コロナウィルスの影響で2月を最後にビリヤードが出来なくなってしまいました。

色々と通常に戻りつつありますが、人と接する講師という仕事柄、また大学の授業は前期はオンラインで行い、後期は一部対面授業が復活しますが万が一にも感染したとなると影響範囲が大きすぎてとてもではないですが個人で対応する限界を超えてしまうので現在もまだビリヤードは自粛中です。

ということでこのブログも更新できなかった訳ですが何もビリヤードに限ったことしか書いてはいけないというルールがある訳でもないので久しぶりに時間も出来たし更新してみようという算段です。

時は9月6日に戻ります。大型の台風が九州に接近し関東でも不安定な空模様だったこの日に横須賀出張の仕事が入ってました。駅から徒歩20分…

この先に仕事場?まじかぁ~ってな感じだったのですが前述の通り空模様は不安定で大雨に降られまして傘は差していたもののずぶ濡れになりました。無事仕事を終えて帰宅した訳ですがどうにもこうにも身体がだるい。体温を測ると35度台前半。いつもより低い…低体温症?そこまでじゃないか…でも、どうにもこうにも身体が動かないので21時前に就寝します。

翌7日は月曜日で定休日。大学のオンデマンド用ビデオ撮影をする予定だったのですが昨日からの体調不良が続いています。とにかくベッドから降りることさえ辛い怠さです。熱は相変わらず35度台、食欲は普通、嗅覚あり、咳なし、胸の痛みなし…まぁ、夏の疲れが昨日雨に打たれたのを契機に噴出したかな?今日は諦めて一日寝ていよう…

で、ベッドで夕方まで過ごしたのですが怠いだけなく下腹部に痛烈な痛みが走ります。熱を測ると一転して39度の高熱…

ただ、この症状には心当たりがあります。憩室炎ですね。過去のブログを見ると2007年、2008年あたりに発症していますが、その後も2011年、2013年あたりにもやってるはずです。そういう意味では久しぶりの痛みです。まぁ、蓄積していた訳ではないんでしょうが痛みと共に熱が真夜中に40度を超えました。ウトウトするというよりは意識が半分飛んだ感じで浅い眠りについては起きるの繰返しで1晩を過ごし発熱の状態では新型コロナの疑いもあるのでいきなり病院に行ってはいけないということを聞いていたので病院の開く時間を待って電話…

看護師「熱は何度くらいですか?」
俺「39度5分です。昨晩は最大で40度まで上がりました。」
看護師「その状態ですとPCR検査を受けて頂く必要があるんですが、今日は検査場がお休みなので明日9時に車で来院してください。」
俺「はい」

ってマジか!この状態で1日放って置かれるの?恐らく憩室炎だと思うけど悪化して腸管破裂とかなったら死んじゃうんだけど?何もしてくれないの?マジか~これが医療崩壊って奴なのかぁ~コロナじゃないのにコロナで殺される~

とか思いながら一日をなんとか過ごして翌日8日9時に病院に車で行きます。熱は少し下がって38度台後半。下腹部の痛みは相変わらずです。憩室炎の疑いが極めて高いので月曜日から固形物は一切口にしていません。そのお陰で徐々に炎症は治まっているようです。ってか昨日ちゃんと見てくれて抗生剤出してくれれば熱は下がっていたと思うんですけどね。

病院の周りで待機している車に看護師さんが回ってきて検査に必要な手続きなどの説明をしています。ざっと見た限り俺以外にも4,5人居るみたいです。そのうちフェイスシールドにマスク、防護服姿の先生が現れて車の窓を1cmくらい空けるように指示され、熱の状況だけを聞くとPCR検査をするので手続きしてくれと10秒くらいの診察?で去って行きます。いやいや憩室炎ですって抗生剤くださいよ。っていう暇もありゃしません。で、検査場は別の場所でドライブスルー方式で行うので指定の時間に車で行ってくれと言われます。ここで受けるんじゃないの?また一度帰って午後に車運転するの?マジか?俺、病人だよね?

まぁ、仕方ない。指定の時間に検査場に向かいます。検査場に到着すると停止線で止められスタッフがボードで「窓を開けないでください」「氏名確認をするので標識を掲示してください」などの指示を出します。事前に書き込んだ氏名や電話番号などの標識を掲示して本人確認を済ませると駐車場に移動するように指示されます。車が15台くらい止まっていました。時間になったら1台ずつ検査場に移動するようです。ふと検査場の方を見ると炎天下に顔色の悪い数名がかなりの距離を空けて立っています。ひょっとして彼らは車がなくてドライブスルー検査のできない人?恐らくそうだったのでしょう。時間になると一人ずつ検査場の方に歩いて行きました。みんな体調悪い人だよね?多分、高熱だよね?炎天下立たされてるの?数分かもしれないけど倒れかねないじゃん。俺は車があるだけまだ良いかぁ~冷房効いてるし…

次々に検査場に車が呼ばれ、ついに俺の順番です。「指示があるまで窓を開けないでください」という掲示があり、窓越しに名前の確認を行います。本人確認が済んだ後に完全防護のドクターがやってきて、再度名前の確認をした後に窓を開けるよう指示されます。「ヘッドレストに頭付けて楽にしてください。」言われたままに軽く上を向くと鼻の穴に綿棒のようなものを突っ込まれて鼻の奥の検体を取ります。最初は大丈夫でしたが最後の最後にぐっと喉の方まで突っ込まれたときは少し痛かったですがほんの数秒で終了です。指示に従い出口から退出します。PCRの結果は陽性の場合には保健所から、陰性の場合には病院から電話があるそうです。それも、翌日の午後www

明けて次の日は朝から熱が36度の平熱に落ち着き、ずっと絶食しているので痛みもほぼ無くなりました。体力は落ちてますが、まぁ普通に過ごせます。とはいえ、PCRの検査結果待ちの身です。万が一にも感染していた場合には仕事を数週間以上休むことになるので自宅療養にしろ隔離施設、入院いずれにしても準備をしないといけません。15時過ぎに見知らぬ番号から電話が入ります。取って見ると病院の先生からでした。「検査結果は陰性でした」まぁ、当然と言う思いもありますが、万が一ということもあったので安心しました。

そして、さらに翌日11日の実に発症から6日目にしてようやく病院で診てもらえます。PRCの陰性結果もあるし、熱は下がっているし堂々と正面玄関から入って受診です。

サーモグラフィーで熱を測り36.1度。病状はほぼ良いのですが抗生剤で叩いて置いた方が後々良いので薬を貰いに来た感じですね。診察券を出して待合室に行きますが伽藍としてます。いつもは賑やかな待合なんですが1人しかいません。それでもソーシャルディスタンスに気を付けて離れたところに座ります。すると通り掛かった看護師さんが奥の席に行くように促します。さらに距離を取れってことね。まぁ、このご時世病院はそうなんでしょうね。で、指示されたところに座っていると別の看護師さんがやってきて今度は廊下の突き当りの席で待てという…まぁ、逆らうこともないですからね。移動します。すると座るやいなや仕切り版で俺の座っているところを塞ぎます。「隔離されてるの?」そっか、PCRで陰性とは言え「偽陰性」ってことがあるからその警戒ね。しゃーない。そして、看護師さんといくつかやり取りをした後に先生がやって来ます。車で来たときと同じ完全防護。カルテを見ながら「お腹が痛いのは前回の結石と一緒かな?」はっ?俺は終始一貫憩室だと言ってますが?最初の電話から何度同じ主張させるんすか?医者でもないのに勝手に判断するなってことですか?でも、結石とは部位も痛み方も異なるんですが…とは言えずに再度「さっき看護師さんにも話しをしたんですが部位と痛みから憩室炎だと思います」すると先生は古いカルテを見て「あぁ、憩室炎もやってるんだね。じゃぁ、抗生剤出して置きましょう」ってコロナの可能性がゼロではないとは言え触診もなし?以前は触って「腫れてるねぇ~」とかやってましたよね?まぁ、この状況では仕方ないか…

ようやく抗生剤を手に入れ会計を済ませます。前回の診療費とPCR検査と関連手続き、この日の診察代など合わせて6,000円なり。はぁ…マジか。治りかけてるのに…優輝におもちゃでも買ってやった方が良かったよwww
新型コロナ陰性だってわかっただけでもいっかwww

で、今回のことでいくつか分かったことがあります。この病院は看護師さんの態度が前から嫌いだったんですが、今回はさらにひどかったこと。先生がまともに診察してくれないこと。併設の薬局は病気という高度な個人情報にも関わらず大声で話しをすることなど近いという以外のメリットを感じていなかったのですが、今回のことで決定しました。2度と行かねぇ~殺されるよ。マジで。母親も何年も掛かっていたけど結局なんの病気か分からずに他の病院で診断の付いたときには手遅れだったからね。武士の情けで病院名は書かないけどwww

ってな個人的な恨みはさておき、今は熱があるとPCRが陰性にならないと病院で診てもらえません。さっきの話しではないですがコロナじゃないのにコロナで殺されます。これから冬にかけて風邪やインフルエンザなど熱の症状を伴う病気になりやすくなります。体調が悪いと訴えてもコロナじゃないと訴えても診て貰えません。医療崩壊してない。まぁ、嘘ではないのかもしれませんが情報処理用語で言えば可用性が低すぎて使い物にならないのが現在の医療体制です。みなさんも気を付けてくださいね。

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