「 2013年12月 」一覧

2013年10大ニュース

今年も残り僅かとなりましたねぇ・・・
ってな訳で年末年始恒例の私の10大ニュースなど・・・
第1位 優輝誕生
2月に元気に生まれて来ました。長男匠太とは9歳差。10ヶ月を過ぎた今では高速伝い歩きや、赤チャン語連発のおしゃべりで我が家を明るくしてくれてます。
第2位 非常勤講師
東京医療保健大学での講師に続き、今年から湘南工科大学でも非常勤の講師を勤めることになりました。資格試験の講師は他大でも多数やってますが、大学で授業を持つのは大変だけどやり甲斐もありますからね。
第3位 車を買い換え
匠太が生まれた時に買ったMRワゴンもそろそろ限界。優輝が生まれたのを機にリッターカーとは言え普通乗用車に乗り換え。まぁ、中古のマーチですが気に入ってますよ。
第4位 アベノミクス効果
全く感じられませんが何かw
まぁ、PC系の売り上げは前年比でお蔭様で上がってますが、経費もそれなりに上がっているので相変わらずって感じですかね?
ビリヤード場の方は開店26年で最悪でしたね。まぁ、色々思うところはありますが愚痴になるのでやめときます。
第5位 トラブル続発
ここに書けない事も多いんですが、まぁ仕事上、プライベート上でのトラブルがこんなに多かった年も珍しいですね。基本的に良い方向で解決出来たものや解決に向かっているものばかりで、そのあたりは少し安心材料なんですが、まぁ、災い転じて福となってくれりゃ良いんですが・・・
第6位 ブログ更新
昨年ついに毎日更新を諦め気の向いた時に更新するようにしたんですが、今年はその方針を貫き(?)よくて月1更新ってな感じになってましたね。アクセス数も激減してますから、こんなブログでも楽しみにしていてくれた方がいるんだなぁ・・・と思ってみたり。
来年は少し頻度を上げて行きたいですが、なんの保障もありませんw
第7位 恩師
同窓会を開催するために30年振りに小学生の時の担任の先生に連絡を取りました。方々伝を頼って4ヶ月の捜索を行い、ようやく直接連絡出来るようになりました。
同級生の現況が分からない人も多く肝心の同窓会開催には至ってませんが、来年には開催したいですね。
第8位 プロ断念
実は7月頃にビリヤードのレッスンプロに本気でなる気でいました。一時はトーナメントプロを目指していた時期もありますが、6年ほど前に全ての試合から引退を決意し、後進の指導をビリヤードのモチベーションとして今まで活動して来ました。
俺がレッスンプロになることによって低迷するセブンの起爆剤になるんじゃないかとも思っていたのですが、幻想を抱くことをやめようと思い環境面、費用面、まわりの賛同など色々な状況分析の中で決断しました。
最大の理由は俺の力のなさですね・・・
ビリヤードの実力はなにより自分が一番分かっているつもりですが、自分の実力と教えることは別物です。学習塾やパソコン教室をはじめ教えるプロとして活動して来た自分にはビリヤードのコーチングについても相当程度の自信はあります。
今でも俺に直接教えて欲しいという方はたくさんいらっしゃいます。もちろんそういう方々を大事にして少しでも俺の好きなビリヤードというスポーツの普及に役立てればと思いますので、これからも出来る限りの事はしたいと思ってます。
ただ、一方で俺のやり方や考え方に賛同しない方が一定数いるのも事実です。そこは謙虚に反省する部分は反省し、譲れない部分は自分の主張を理解してもらえるようにして来たつもりですが、あまりに揚げ足取りのような言動を目にする機会が多く、俺自身の精神を保つことが難しくなっていたのも事実です。それを押し退けるだけの力と気持ちが既に枯渇してしまってましたね。
第9位 日大高校野球部秋季県大会準優勝
毎年、夏の県予選の応援に行っていますが、今年は秋の県大会で準優勝し、関東大会に出場。残念ながら1回戦で敗れ、春の選抜21世紀枠の県連推薦に至るものの、関東推薦を得られず選抜の出場はなくなりました。それでもこの新チームで準優勝したのは事実。来年の夏は悲願の甲子園に出場することを願ってます。
第10位 転換点
まぁ、総まとめみたいになっちゃいますが、今年は俺の人生の中でも様々な分岐点、転換点だったように思います。10年後振り返った時に45のあの時が・・・ってな年になっているような気がします。
総じてマイナスな事、嫌なことが多かった1年ですが、それを解決させるために全力で立ち向かい、現在進行形ではありますが、努力していることに無駄はないと信じてます。
そして、その気鬱な自分を助けてくれたのは友人であり、かけがえのない家族です。時に怒られ、時に慰められ、俺の精神のバランサーとして良い人との繋がりがあったのは幸運でした。
落ち込んだ時に何も言わず一緒に飲んでくれる友人。短い時間しか一緒にいられないけど、一緒に遊べるのを何より楽しみにしてくれている匠太。嫌な事も全てその笑顔が忘れさせてくれる優輝。そして、家を守り、頼りない旦那を支え続けてくれたママ。
今年、俺に携わった全ての人に感謝を伝えて今年の10大ニュース 完 ってことで・・・


RAMとROM

いつの間にか年の瀬ですねぇ・・・お久しぶりです。生きてますw
なんだかんだと忙しいことやめんどくさい(<言っちゃダメ)事もあってブログの更新がついに1ヶ月以上滞りました。まぁ、これからも気が向いたらさらさらと書くことにしようと思ってます。
今日は何を書こうと決めて書き始めた訳ではないんですけどね。そうだなぁ・・・最近の気になったニュースでも題材にしましょうかね?
まぁ、仕事に関係した話題なんですけどね。俺の仕事はビリヤード場の店長兼インストラクター、パソコン教室の講師などがある訳ですが、大学で情報処理系の非常勤講師もしています。
話題としては大学講師としての興味ということになりますでしょうかねぇ・・・
先日、ニュースで次世代RAMと期待されるMRAMが日米20社ほどの半導体メーカーを中心に本格的な研究、開発、量産化を目指すことが発表されました。
で、俺の専門分野な訳ですが・・・
半導体メモリには大きく分けて2種類あります。ROMとRAMですね。
ROMはリードオンリーメモリ、すなわち直訳すれば読み出し専用メモリと言うことになります。以前は本当に読み出ししか出来ませんでした。工場でデータを書き込んでしまえば2度と書き換える事が出来ない。まさにリードオンリーだった訳です。
ただ、全然書き換えられないというのは不便なので紫外線で全データを消去して中身を書き換える事が可能なROMが登場します。これがEPROMですね。
人間の飽くなき欲求はさらに手軽に電気を使ってデータの一部消去を可能にしたROMを完成させます。EEPROMと呼ばれ最近ではすっかりおなじみのUSBメモリなどが該当します。
ここでちょっと待てよ?と言うことになります。EEPROMは読み書き可能じゃないか!そう、その通りなんです。読み書き出来るのにROMと呼ばれている訳です。
そこでROMの定義が変わります。古くはリードオンリーメモリーでしたが、現在では不揮発性メモリのことをROMと定義しています。不揮発性とはなんぞや?って事になりますね。「記憶を維持するのに電気を必要としない。」というのがざっくりとした不揮発性の定義です。
EEPROMの一種であるUSBメモリを思い起こしてください。Wordで作った文章をUSBメモリに記憶させて、PCから抜き、家に帰って自宅のPCで利用。あたりまえですよね?このPCから抜いて、自宅のPCに刺さるまでこのUSBメモリは俺のポケットの中で通電されていたか?そんな訳ないですね。無電の状態です。でも、中身が消えることはありません。ちゃんと使えます。これが不揮発性です。
それに対しPCの中にはRAM(ランダムアクセスメモリ)が存在します。いわゆるメモリと単に言った場合にはこのRAMのことを意味することが多いのですが、ハードディスクとごっちゃになっている方も多いようです。ハードディスクは不揮発性の外部記憶装置です。まぁ、言うなればデータやプログラムを保存しておくための倉庫です。前述のRAM(正確には主記憶装置)は作業場です。一般にメモリ不足というのは「作業場が狭くて作業効率が悪いよ」という状態な訳です。ここで一生懸命ハードディスクの整理をしてもほとんど意味はありません。作業場が狭くて困っているのに、倉庫を整理しているようなものですからね。そもそも場所が違います。
郊外にある広い倉庫(ハードディスク)は土地も安いので大容量です。でも、郊外なので交通の便が悪い(スピードが遅い)訳です。なので、都心のアクセスの良い(スピードが速い)作業場(RAM)上に必要なプログラムやデータを移動して使うと高速に作業が出来るという寸法です。
このRAMも大きく分けて2種類存在します。ひとつは主記憶と呼ばれるDRAM(前述のRAMはこれを指します)とキャッシュメモリと呼ばれるSRAMです。
DRAMはダイナミックラム(動的メモリ)と呼ばれSRAMよりも容量は大きいけれど、低速です。そして、時々中身がなくならないようにリフレッシュと言う作業が必要でこれに電力を食います。
SRAMはスタティックラム(静的メモリ)と呼ばれDRAMより容量は小さいけれど、高速に動作するという性質があります。そしてリフレッシュの必要がありません。
コンピュータの中枢であるCPUはどんどん高速化しています。DRAMの速度で処理をしていては折角高速なCPUがあっても待ち時間が頻繁に発生します。まぁ、CPUが計算終わって次のデータが欲しいよぉ~と言ってもDRAMが「まだ、準備出来てないんだちょっと待ってね」ってな感じです。
これでは都合が悪いのでよく使うデータを容量の小さなSRAMに蓄えます。するとCPUは高速にデータのやりとりが可能になります。SRAMにデータがないときには仕方ないのでDRAMに取りに行けば良い訳です。
現在の最新機種でもSRAMの容量は8MB程度、DRAM4GBクラスが当たり前の昨今、約500倍もの容量を持つDRAMの代わりをSRSMにさせることは出来ません。なので良く使うデータだけをキャッシュに入れて高速化する訳です。
このDRAMとSRAMは前述のROMの定義「不揮発性メモリ」に対して「揮発性メモリ」と呼ばれます。すなわち電気が流れていないと記憶を維持出来ません。バッテリーのないデスクトップPCで停電になると作成データが飛んでしまうのは作業場であるDRAM上で作業をしているからという事になります。
はぁ・・・長かった。さて、本題<おぃ!
最初に書いたMRAMですが、詳しい仕組みの説明は止めて起きますが、磁気を利用した半導体メモリで不揮発性です。そう、通電しなくても記憶をなくさないんです。しかも速度はSRAM並み、これを大容量化して主記憶(DRAM)の代わりに使おうって事です。
なにがすごいってまず速度が圧倒的ですね。そして消費電力はめちゃくちゃ小さいです。なぜなら記憶の維持に電気を使わないんですからね。読み書きするときだけ電力を使えば良い訳です。極端な例ですが、ノートPCにMRAMが採用されたとします。スリープのままなにもせず3ヵ月後に起動しても電池は切れてません。なぜならその間通電していないからです。(実際には自然放電や機能維持の為の電力消費はあると思いますが・・・)そして、書き換えの文章はそのまま作業が続けられます。停電だってたぶんへっちゃらです。
いやぁ、すごいなぁ・・・期待しちゃうなぁ・・・
で、済めば単なる趣味の人。俺は情報処理の講師です。ここでふっと思う訳です。現在の情報処理試験におけるROMとRAMの定義は不揮発性であるか否かというのは前述しました。
MRAMは不揮発性ですからこの区分に従えばROMです。でも、名前はあからさまにRAM。しかも旧来のDRAMの代わりを期待されています。果たしてMRAMはRAMかROMか・・・
結論は・・・わかんない。まだ、いっかwww


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