守りの重要性

今日から匠太は幼稚園。という事で実に久しぶりにママの声で起こされます。それはそれで良いんですが、やっぱり
ちょっと寂しいかな?休みの日はやっぱり匠太に起こしてもらおう…
俺が起きるともう幼稚園バスが帰ってくる時間。バスはうちの目の前で止まってくれるので階段を下りるだけで迎えに
行ける寸法です。バスから匠太と従兄弟が一緒に降りてきます。今日は弟が休みなので久々の再会。まぁ、用事
でもない限り近くに住んでてもなかなか顔を合わせないですからね。
午後一で打ち合わせが入って早速、仕事を貰います。PCの授業を2コマやってちと資料なんかに目を通していたら
あっという間に休憩時間。交代に降りてきた母親の様子が変。
どうも何かのアレルギーで熱が出てるらしいです。はっきりとはしませんが前後の行動からそばが原因ではないか
ということに…そばアレルギーってやばいんじゃなかったっけ?あぁ、母親そば好きなのに…
という訳で今日は食事と風呂を巻きでやって早めに交代。匠太と遊べなかったのがちと残念…
昼間請け負った仕事を済ませて昨日の入園式のビデオを編集してたらこんな時間。今日もビリヤードは出来て
ません。
そうそう、そういえば久しぶりに親父に捕まった…いわく経営者たるものうんぬんかんぬん…いやね。親父の言う
ことも解るよ。でもさ、俺とは違うんよ。親父は裸一貫何もないところからのスタート。そりゃ大変だったと思う。
でも、逆に家族を犠牲にしようが何をしようが仕事一本やりでいざとなったらまた裸に戻ればいいじゃん的な発想
まぁ、簡単に言っちゃえばイケイケドンドンの積極的経営。
俺はというと自分で言うのもどうかと思うけどほとんどの物が揃った条件で育ち、いわゆる何不自由なかったと
思うんですが、業種業態は違うにせよ結局親父の会社を引き継ぎ代表になった訳で既に色々なものが出来て
いる状態。当然だけどまずは現状をこの不景気の中維持させ機を見て発展させる為の方策をじっと練る事に
なりがち。親父に反して守りの経営。
こんな二人が経営に関して話をすれば当然水と油の平行線。親父の歳のせいか威圧的に意見をごり押しする
ようなことは少なくなったけど、根底の意見はやっぱり合わない…
一発逆転の博打的経営を好む親父と堅実に実績を付けて評価を固めることを優先させる俺。親父の提案は
俺に言わせれば無理があり、俺の提案は親父に言わせれば詰まらない。
俺のようなぼんくら2世社長ってのは経営を失敗するのに2つの両極端な罠があると思ってるんだけど、ひとつは
先代に負けまいと気負って出来もしないことをやって大怪我するケース。そしてもうひとつは先代の資産を守ろうと
極端にディフェンシブになって結局は資産を食い潰すケース。
じゃあ俺は?基本は守り。自分の得意分野を磨き現状を最低でも維持し続けることを最優先にして勝負時に
一気に攻める。スポーツでもそうだけど攻守のバランスが大事。極端にディフェンスを厚くして1点もやらなければ
負けることはないかもしれないけれど、勝つこともない。極端にオフェンシブにすれば大勝するかもしれないけど
大敗することだってある。最終的に勝てば良い訳でオフェンス中心の構成であっても守りは必要だし、逆もそう。
俺はまだ守りを重視してるけど、攻めに転じる時期は近いと思う。俺の攻撃力がどこまで通用するかは今まで
培ってきた技術と人脈と俺の人間性にかかっているんだろうな…大丈夫か俺?いや、大丈夫さ…

スポンサーリンク




フォローする


スポンサーリンク