マイナスの経験

今日は土曜日ということでセブンの営業は16時からです。まぁ、その前にPCの授業が1コマあったんですが、急に入った授業だったので事前準備があまり出来てません。
まぁ、こういうときほど普段勉強していることが役立つ訳ですが、試験対策でしかも要点解説みたいな授業だったので次々出てくる未知の練習問題を全問正解しながら解説を加えるという離れ業をしないといけなかったので結構疲れましたw
夜はセブンに入ります。土曜日ということで常連さんを中心に賑やかでしたね。俺ももちろんテーブルに入って一緒にビリヤードです。
最近は雨が降ったり、急に晴れたり、気温の乱高下などテーブルコンディションを掴むのが大変なんですが、コンディションを掴んで合わせるんじゃなくて、コンディションを理解して身体が反応することが大事だと俺は思ってます。
実は厚みやネクストと行ったビリヤードの基本的な動作も同じことだと思ってます。すなわち物理的にどう当てたらどう動くという客観的事実はあるにせよ、遠い配置のフェザーカットなんて0.1mm厚みが狂ってもポケットしないことが理屈上は存在します。
でも、ポケットすることも出来る訳です。元々近眼でずぼらな性格からコンタクトが曇って見にくい上に、老眼も入り始めた40過ぎのおっさんが視線から3m近く離れた場所を0.1mm以下の精度でどこが正確な真ん中かも分からない手玉を1.6m程度の棒切れの先に14mmの皮を付けた道具で狙う訳です。ってかこんなの狙ったら入りません。要は経験とか勘の世界なんですよね。
「この配置はこのストローク、撞点、スピードで入ったことがある」
という経験がポケットさせている訳であって狙ったところに当たったからポケットしている訳じゃないんですよね。
だから俺は練習の際に1つでも多くのポケット出来る配置を練習するようにしていますし、皆さんにも勧めています。難しい配置はプロが撞いたって難しいんです。狙ったところに当たるかどうかではなく、ポケット出来る動作を身体が覚えているかどうかが大事だと思ってます。
苦手な配置の克服と称して難しい配置を練習する人がいます。悪いとは言いません。でも、外したという経験もマイナスの経験として蓄積される訳です。
経験に裏打ちされた技術を生かすスポーツである以上、マイナスの経験は出来るだけ排除した方がよいと思うんですけどね。

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