今日の昼間はPCの授業がキャンセルになったので来週の大学での講習の授業プロットを作りながらポイントを
整理したりシミュレーションしたり…先週突如休校になったので授業スケジュールがボロボロなので再編する良い
時間になりましたが、今回は専門外のところもあるので勉強も必要。ちなみに、ある試験対策の講座なんですが、
俺が受けるのであれば勉強は必要ないくらいの内容です。ただ、どっからどんな質問が来るかもしれませんからね。
それように勉強して置かないと…
俺はPCの講師とビリヤードのインストラクターというどちらも教えるということを職業にしている訳ですが、教えると
いう事は自分の技術を相手に押し付けることではない。というのが持論です。
例えば、Wordでコピーをする手段は大雑把に考えても5通りやり方があります。問題が「コピーをしなさい」という
問題であればどのやり方でも構わない訳です。これを自分にとって便利だから慣れているからという理由で自分の
やり方のみを説明するのは押し付けであり、教えていることにはならない訳です。
前述の問題がもし「マウスのみを使ってコピーしなさい」という問題ならショートカットキー&Ctrl+ドラッグもダメ
ということになります。じゃあすべてを網羅して教えるのか?というとそれでは情報の氾濫にしかなりません。1つ
覚えれば済むかもしれないことをトリッキーなやり方まで含めてすべて羅列するというのも教えることではないと
思う訳です。
今、受講生が出来ること、そして今までやって来た手法を否定せず、そのベースの上に新しい技法を紹介し、
ニーズに合った技術を解りやすく説明し、疑問点に対して的確な答えとアドバイスをすること。これが教えると
言うことだと思うんですよね。
例えば前述の「コピー」ですが、P検やMOSなどの試験問題として考えた場合にはその出題頻度や傾向から
複数のやり方をお教えする必要があるでしょう。でも、自分で作る書類で単にコピーの仕方を知りたいというだけ
であれば、1つ知っていれば良い訳です。
ビリヤードでも一緒です。プレーヤーはそれぞれ自分の経験と個性を持っています。身長、体重、利き腕、利き目
利き足など身体的特徴の他にビリヤードに対する考え方や今までのプレースタイル、そして他のスポーツ歴や、
練習時間、誰に過去教わっていたか等など一人として同じスタイルは存在しない訳です。
PC教室の場合は教えてもらうことが主目的ですから、自分の持てるすべてのテクニック(技法、知識、教え方)を
その人に合わせて提供しますが、ビリヤードは若干違います。
B級になりたい人、A級になりたい人、一人で黙々と練習したい人、常連と気軽に楽しみたい人、仲間内で
ワイワイとやりたい人、彼女にカッコいいとこ見せたい人、試合で1回戦を突破したい人、優勝したい人、特定の
ライバルに勝ちたい人、ギャンブルしたい人(セブンでは認めないし、俺も認めないけど…実際にはいますしね)
他にもいっぱい撞く目的や理由があると思います。
それを十把一絡げにして「自分ならこうする」なんてしゃしゃり出るのはお節介でしかなく、教える(自分では教える
と思っている)側のエゴでしかないと思っている訳です。人の自慢話ほど癪に触るものはありません。だから俺は
相撞きをしているときでも、原則教えるということはしません。ただひたすらに自分のプレーをしてそこから何か感じる
ものがあれば良いと思って撞きますし、相手の方がビギナーであろうがプロであろうが自分のプレー自体は変える
ことはないようにしているつもりです。
ましてや自分の入ってないテーブルでそのゲームの流れも判らないのに口を挟むなんてことはほぼ皆無と言って
良いでしょうね。
でも、原則もあれば例外もある訳です。具体的に「○○を教えてください」と言われれば自分なりの考え方なり
練習方法などをお教えしますし、「ゲームが終わったら全体の印象を聞かせてください」と言われていればその
ご要望にお応えする形でアドバイスすることはあります。また、サークルなどで講師をする場合には教えることが
既に前提になっている訳ですからPC教室同様ですね。他にもキューをはじめて握るとか明らかに初心者で
ヒントを必要にしていると感じた場合には声をかけさせて頂く場合だってあります。
教えることは教わること。いつまで経っても勉強しないといけませんが、難しいものです。俺はビリヤードのプロの
プレーヤーではありませんが、ビリヤード場を経営しインストラクターの肩書きを持っている以上教えることに関して
プロであるべきだと思っています。PC教室に関してはもちろんプロ意識を持ってやっています。難しいだけに楽しい
ですし、やりがいもありますけどね。
ってな訳で、今日なんですがセブンデーということもあって21時以降は全テーブルが埋まってました。ありがたい
ことです。21時頃にMIさんが来るというので当然100先の続きになります。
「おやっ?ブレイクがおかしいぞ」とは最初のブレイクで気づいたんですが、プレー中もやたらに厚めに引っ張られる。
ボールやテーブルが汚れている訳じゃないし、曇りで湿気は多めかもしれないけど雨降りほどひどくないはず…
「あっ!今日は人が多いから湿度と気温が高いんだ…」と気づいたのは3ゲーム目あたり。身体が温まって汗を
かいて来て、その汗の出方がいつもと違うことで気付きました。<浅はかな…
ブレイクも引っ張られる分、ポケットしてない感じなのでいつもよりスピードを少し落として確実に1つポケットする
ことを重心を変えて、そこからマスワリ1発出して少しリズムを戻した感じ。淡々とプレー出来ないコンディションで
フラストレーション溜まったけど、そこを我慢するのも実力と信じてイージー飛んでも「理由はこう」と即座に理由を
付けてその場で忘れるようにして入れを中心に組み立て…疲れた…
今日のどう?
マスワリ 2回(セブン 1番テーブル)
2008年 通算200回
Race to 100 Round5
たいし 69-48 MIさん
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