俺と林檎の関係

今日は平塚の大学でITパスの授業です。今日でテキストを終わる予定だったんですが、どうしても重要な箇所の解説に予定より時間をかけてしまったので次回の模擬テストの前に残り部分を30分くらい解説することにしました。まぁ、元々タイトなスケジュールなので誤差はある程度覚悟していたんですが、今回の30分もの誤差は予想外でしたね。ちょっとスケジューリングが甘かったかなぁ・・・
まぁ、自習&質問の時間なんかは別の時間になんとか残せたのでトータル的にはスケジュール通りなんですが、ちょっと悔しいですね。
八王子の大学の進行も同じような感じだから今日の授業を踏まえて一部内容を変更しないといけないかもしれませんねぇ・・・なにせ同じことを5時間も短い時間でやらないといけないことになっているんで・・・
帰ってくると匠太は布団で真っ赤な顔して寝てます。やっぱり熱が出たようです。俺は昨日風邪薬飲んで早めに寝たので今日はもう大丈夫でしたが、学校でも風邪が流行っているようでもらって来たみたいですね。もっとも抗体をつけるという意味では重症化しなければ悪くないのかもしれませんけどね。
人でも植物でも温室育ちってのはちょっとしたことでやられますからね。まぁ、野生過ぎるのも困りますがwww
夜はセブンに出ますが、案の定と言いますか・・・木曜日は暇ですねぇ・・・
昨日、気付いたタッチを合わせる練習を30分ほどしてみました。何日か前に「上達のための練習が出来てない」ってな事を書きましたが、それで思い立ってという感じでしょうか・・・
出来るときと出来ないときのバラつきがひど過ぎてとてもじゃないけど実戦で使えるレベルにはありませんが、手玉のコースは今まで持っていたバリエーションとは違うものになるので使えるようになれば相当幅が広がるし武器になると思います。
実戦で使えるようにするには2、3ヶ月掛かりますかね?もっとも実戦の中で失敗するのも良い経験ですから明日からでも実戦の中でバンバン使って行きますけどね。こういうこだわりをするとしなくても良いときに無理にこのタッチを出そうとするからドツボにはまることがあるんですよねぇ・・・
まぁ、その辺のさじ加減はキャリアでカバーすっか・・・
さて、今日はIT業界で残念なニュースが飛び込んで来ましたね。アップルの元CEOスティーブ・ジョブズ氏がお亡くなりになりました。
俺が始めてアップルのパソコンを見たのは中学生のときに展示してあったAppleIIでした。もちろん今のようなGUI環境ではなくCUIの環境です。ただ、当時からグラフィックには他社を寄せ付けない圧倒的な精度を持っていた憧れのマシンでしたね。
それから月日は流れサラリーマンになって半年も経った頃に自分用に購入したのがマッキントッシュQuadora610です。確か俺の当時の給料1ヶ月分くらいでしたかね?それでも欲しかったのはやっぱりアップル製品への憧れだったんでしょう。
ただ、ここで俺は愕然とします。8bitCPUでCP/Mを使ってBASICでプログラムをガリガリ書くのがパソコンだと思っていた俺にはカルチャーショックでした。アプリケーションの多くはバンドルされユーザーは使いたい機能をダブルクリックするだけで使える訳です。ワープロ、表計算、CGもそうです・・・
今では当たり前のGUI環境との出会いです。当時はまだWindows3.1の時代です。OSはDOSを利用していたので厳密な意味ではWindows3.1はOSではありません。DOSを動かす為にGUIの環境をエミュレートしていたに過ぎません。しかし、そのとき既にアップルはマッキントッシュに漢字TALK7(後のMacOS7.1)を搭載していた訳です。恐るべき先見性・・・
しかし、ここで俺ははたと困り果てます。「パソコン=プログラムを組む」という図式で認識していたので今のようにアプリケーションを使うだけのパソコンに意義を見出すことが出来ません。どうしたものかと考えていたら・・・ちゃんとアップルは用意していました。ハイパーカードです。このカード型データベースのマクロ機能をプログラムとしたオリジナルプログラムが作成可能だったんですよね。
俺はハイパーカードのプログラム作成に熱中します。そして、いくつかのフリーソフトという形でニフティーサーブ(現NIFTY)のパソコン通信フォーラムに投稿しはじめます。
オンラインプログラマーとしての第一歩はここから始まりました。その後、C言語による本格的なアプリケーション開発をするようになり、インターネット黎明期の当時は随分たくさんの雑誌にも掲載されたものです。現在は請負のプログラムをWindowsで組む以外の開発活動はしていないので、オンラインプログラムで公開しているものは全て15年以上前にMacで作成したものです。
サラリーマンを辞め、パソコン教室をはじめた当初は他のスクールとの差別化を図るためにMacの教室としてオープンしました。それだけ愛着が深いパソコンでしたね。
ただ、MacOSXが出る頃から俺はMacとの距離を置くことになります。今までの開発環境が使えず、周りはWindows一色になり教室もMacからWinへの転換を余儀なくされていました。
Macへの一種憧れのようなものは今でもありますが、俺の周りには今はほとんどAppleの製品はありません。iMac、iPod、iPhone、iPad様々な革新的デバイスが発表されているにも関わらずほとんどタッチしていません。今の俺の携帯はソフトバンクの3G携帯で次に換えるすればスマートフォンになると思いますが、買おうと思っているのはアンドロイドOS搭載機種です。
Macはあまりに革新的過ぎて俺の開発意欲を削いでしまっているのかもしれません。まぁ、はっきり言えばついていけないってことですかね?www
ジョブズ氏への哀悼を込めて現在唯一手持ちのPM7500改を立ち上げてみましょうかね?独特のボーンという起動音と共に立ち上がり、Welcomeのメッセージが表示されるでしょう。このメッセージは誕生日とお正月に変化します。そんなイースターエッグを仕込んだ遊び心が一介のプログラマーの俺にも共感を呼びます。
俺のプログラマーとしてのそしてパソコン講師としての礎になったマッキントッシュ。その開発者であるスティーブ・ジョブズ氏を悼み心より哀悼の意を表したいと思います。

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