今日は昼間に匠太のビリヤードの練習に付き合います。明日は支部会なので付け焼刃ではありますが練習しようと思ったようですね。
基礎練習だけを2時間弱ですかね?最後に俺とナインボールを1ゲームだけ・・・
まぁ、よく練習したと思いますよ。絶対に飽きると思うんですけどね。集中切らせた球を1回でも撞いたら俺にえらい怒られるの知ってますからね。
本当は匠太がビリヤードを上手くなるかどうかなんてあまり気にしてないんです。でも、スポーツをする上での気持ちの作り方なんかは他のことにも役立つと思うので手段としてビリヤードを使っている感じなんですけどね。
以前にも書いたことがありますが、道具を傷つけるような可能性のある行動なんかは俺の逆鱗に触れることになります。無茶苦茶怒鳴り付けられてまず泣いちゃいます。
フォームがどうとか、厚みがどうとかなんてのは上達する上でそれほど重要なことじゃないと思うんですよ。そういうテクニックみたいなものはきちんとした練習をしていれば自然と身につくものです。
きちんとした練習とは基礎練習を繰り返し行うことや、道具を大切に扱ったり、気持ちをコントロールしたりすることで養われるものだと思うんですよね。
そこを怠って「キューが真っ直ぐに出ない」なんて言ってもダメだと思うんですよ。キューが真っ直ぐに出るからポケット出来る訳じゃないし、100歩譲って真っ直ぐに出ればポケット出来るとしてきちんとした気持ちも作れずにキューが真っ直ぐなんて出る訳ないです。
「嫌な厚みだな」
と思った瞬間にキューは狙いを外すものなんですよ。別に精神論を打つ訳ではないですが、今ある配置に対して、結果に対して真っ直ぐな気持ちでなければキューだって真っ直ぐには出ないものです。
それをちょっと入らないからとか上手くいかないからというだけで「フォームが悪い」だの「キューが真っ直ぐに出ない」だの言うのは俺に言わせればナンセンスですね。
どんなフォームだって入るときには入るし、キューが真っ直ぐ出るなんてのはあくまで方法と確率で精度が幾分上がると言った程度の問題で自分の実力がないことをそういう逃げ道に逃げ込んできちんと見ようとしてないだけのような気がするんですよね。
バラ球撞いたり、難しい配置、苦手な配置ばかりを練習して「うまく行かねぇ」なんて言ってるうちは10年後も多分同じこと言ってますね。上手くなる方が不思議です。
練習は嘘を付きません。ちゃんとした練習をしていれば必ず上手くなります。問題は「練習した気になってる」場合です。自分では練習したつもりでいてもあくまで練習したつもりであってちゃんとした練習になってない場合ですね。練習モドキと言っても良いでしょうがこれは練習ではないので中々上手くなることはないでしょうね。
何度も書いてますが難しいことじゃないんです。自分の出来ることをより確実にするように繰り返すことが練習だと思います。よく勘違いしている人がいるのは「出来ないことを出来るようにすることが練習」というものですね。間違いじゃないでしょうが遠回りでしょうね。
プロ野球の選手だって試合前には必ず柔軟体操してランニングしてキャッチボールして各自のトレーニングに移る訳です。このプロセスは少年野球だって一緒です。
まぁ、考え方は人それぞれなので強制することは出来ませんし、しませんが・・・
少なくとも匠太にはきちんと俺の考えを教えてそれを踏襲して貰いたいとは思ってますね。
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