右図の3枚を見比べてください。1番に接しているのがイメージボールだとしてどれならポケットしそうですか?
上では薄過ぎますし、下では厚過ぎます。
真ん中が丁度良い厚みということになります。これだけ極端に置けばそれくらい判ると言う声が聞こえてきそうですが、実はこの感覚が大事なのです。
厚みはポケットしたことがあるという経験の積み重ねによって感覚を研ぎ澄ませて行くものだと思います。
前述したイマジナリーポイント法やパイプライン法ほかにも色々な狙い点の探し方はありますが、どれもあくまで目安でしかありません。
狙い点を明確にするにはとにかくたくさんポケットする経験を積むことです。それには難しい練習をする必要はありません。
自分でポケット出来ると思う配置を何度も何度も繰り返してその感覚を磨くことが必要です。
難しい配置というのはまだ技術が満たなくて難しいだけかもしれません。いつか技術力が上がればそれほど難しいと感じないかもしれません。
最初のうちは特にたくさんポケットすることが大事です。10球に1球しか入らない難しい配置の練習をしてもポケットするという経験値を積むには時間が掛かります。それならば10球中9球入る配置を全てポケット出来るようにすることの方がはるかに効率的に上達出来ると考えています。 |