菅田中学同窓会

今日は夕方から中学の同窓会です。卒業以来27年ぶりの再会って人も多いはず・・・20歳のときに座間に引っ越してしまい、それ以来音信不通の友人も多くて同窓会が開かれているのかさえ知らなかったんですが、ひょんなことからお誘いがあり参加することにした訳です。
お世話になった先生、幼稚園に入る前から遊んでいた幼馴染、好きだった女の子。誰に会えるか楽しみでもあり、ちょっぴり不安でもあり・・・
その前にちゃんとお仕事もしないとね。
12時からPCの授業を1コマやって、家に帰ると匠太が・・・
「パパ、遊べる?」
う~ん、今日は同窓会、明日はSIBC神奈川支部会、明後日は休みだけど夜に横浜出張の仕事あり・・・火曜日の大学での講習資料を作る時間に当てようと思っていたんだけど・・・
まぁ、いっか・・・時間はなんとか作れるさ。匠太と遊ぶ時間だって作らないとね。
ということで自転車で近くの公園へ。ブランコに乗ったり、滑り台をしたり、鉄棒をしたり・・・俺はただ脇で見ているだけなんですが、ちょっとずつ色々なことが出来るようになって行く匠太の成長が嬉しいものです。
家に帰り着替えて、いよいよ出発。
会場は新横浜。移動を開始した旨ツイッターで呟くと早速、同級生から反応あり。どうやら俺の1本後の電車に乗っているらしい・・・
直接メッセでやりとりして新横浜の改札で待ち合わせすることに・・・
ネット上の写真を観ていたのですぐに当人だと分かったけど、実際会ってもあまり変わってないね。ネット上で再開したのは去年の夏。リアルに会うのは卒業以来だから27年ぶり・・・
会場に付いて受付をしていると続々と懐かしい顔・・・
今回は菅田中学の1期~10期の合同同窓会ということで先輩も後輩も居るはずなんだけど、俺はもっぱら同期のテーブルにて談笑。
司会は同期の中3だったときのクラスメイト。今回の幹事も務めてくれてます。行動力があるのは当時から知ってたけど、こんなにマメだとは知らなかったwww
立食パーティー形式だったのでお皿を片手に食べ物をチョイスしていると・・・
「よう、たいし」
誰だ?でも、この口調どこか懐かしい・・・みるみる蘇る幼少の記憶。
「おぉ、おぉ。マコトかぁ」
3歳で菅田に引越しして最初に会った同い年、斜向かいの家に住んでいて小学校時代には毎日のように一緒に望遠鏡を空に向けていた友人。高校に入って疎遠になったけど大学のときに1度だけ天文部の同期が集まって一緒にドライブに行ったのが会った最後・・・
20年ぶりの再会。お互いの近況を報告したり思い出話をしたり・・・
次から次へと「たいし」と声が掛かる。俺も気軽に呼び捨てで、当時のあだ名で友人たちを呼ぶ。俺はずっと「たいし」と呼ばれているけど、最近では「福田先生」「店長」「たいしさん」・・・逆に俺が呼び捨てにすることはほとんどない。普段の生活の中では匠太を呼び捨てにするくらい・・・
なんとも心地よい空間。気兼ねもない、わだかまりもない・・・当時は色々あったはずなんだけど、嫌な記憶は時間のかなたに置き去りになっていて、ただ懐かしい空気だけが周りを包む。
ちょっと離れたところに中1のときの担任の先生を発見。早速、挨拶に行くとちゃんと覚えていてくれたようです。先生ってすごいよね。俺も今は大学で講義なんかして「先生」と呼ばれる立場だけど、なかなか名前を覚えるのって大変なんだよね。先生は何十年もそれこそ何百人も生徒を見ているはずなのに、ちゃんと覚えているんだもん・・・
「今日、福田君が来るって聞いてホームページも観たよ。立派になったねぇ・・・」
ありがとうございます。でも、全然立派でもなんでもありません。不況にあえぐしがない自営業。親父の作った会社のボンクラ2代目・・・それでも良いと思った。それが現実なんだから。そして、中1のときこの先生に生徒会への立候補を後押しして貰えなければ俺の人生は大きく変わっていたかもしれない。愚図で、のろまで、だらしがなくて人に馬鹿にされるのは本当に自分が馬鹿だからだと思っていた小学生の頃・・・「馬鹿」と言われたくない一心で勉強ばかりしていた中1。もし、生徒会に入っていなければ人前に出るのが苦手な勉強ばかりしているのに、成績はそれなりの中学生だったかもしれない・・・
「ビリヤードやってるんだね」
このホームページを観てくれての一言だろうと思う。スポーツとは無縁の中学時代。先生には意外に思えたのかもしれない。感謝してもしきれない・・・
そして、もう一人大恩人の先生を発見。当時の数学の先生。まだパソコンがマイコンと呼ばれていた時代。俺は親父に無理を言って惑星の軌道計算をしたいと言うだけの理由でまだまだ高額だったパソコンを買ってもらった。ただ、当時は全てプログラムを組まなければパソコンは動かせない。今のようにインターネットもなければ、書籍だって限られている。仮に書籍があっても中学生のお小遣いでは次々に専門書籍を買うことなど出来ない・・・そのときに相談に乗って貰っていたのがこの先生です。俺のパソコンに師匠や先生と呼べる人はいないんですが、あえて言うならばこの先生が俺のパソコンの先生です。
担任をして頂いた訳でもなく、俺のことなど覚えていないのは覚悟の上で思い切って声をかけてみました。
「6期の福田です。担任をして頂いた訳ではないんですが、先生に教えて頂いたパソコンが今は私の仕事になってます。一言お礼を言いたくて・・・」
そう話しかけた俺の顔をしばらく見てちょっと首を傾げます。無理はないです。それでも良いんです。俺は先生にお礼をしたかっただけだから・・・
最近のコンピューターの話題などでひとしきり会話が盛り上がった後に・・・
「福田、福田・・・確か優秀なグループに居たよな?」
先生・・・記憶違いですwww
一通りの挨拶を終えて、同期のみんなのテーブルに戻ります。ビールを片手にふと正面の女性と目が合います。あぁ~小学校低学年のときに俺は体操着に着替えるのも一人では出来ませんでした。それをいつも手伝ってくれていた世話好きの女の子・・・ひゃあ~頭上がりませんがな・・・さすがにこのときばかりはどっかに隠れようと思いましたね。彼女は既にお孫さんがいるそうで、周りの会話もどうしても子供の話が多くなるけど、中学生、高校生の子供・・・歳とる訳だ・・・
時間はあっという間に過ぎ去って1次会は解散。すぐ隣の居酒屋で2次会開始・・・
俺はセブンの店番を母親に任せているので、2次会には出ずに帰る予定だったんですが、もうちょっとだけこの雰囲気に浸りたい・・・ちょっと顔だけでも・・・
と思って出た2次会がこれまた大盛り上がり・・・時計を見ると終電近く。いくらなんでも帰らないと・・・と思ったら・・・
「座間だろ?車で送ってやるよ」
今日は車で来てさっきからウーロン茶ばかり飲んでいる友人からの一言・・・この誘惑に勝てるはずもなく店番をしてくれている母親に電話・・・
あまりに遅くなるので電話口ではちと不機嫌そう・・・しゃ~ない。母親にも懐かしさのお裾分けだ・・・隣に座っていたマコトに携帯を押し付けて思い出の押し売りwww
そしてまた飲んで、話して・・・
12時半。まだ半数も帰ってない・・・こりゃ、このまま朝までコースの予感。さすがにそこまで母親に頼めない。後ろ髪を引かれる思いで退席。
帰りの車も友人2人と一緒で懐かしい会話に花が咲きます。家に着いてせっかくだからとちょっと寄ってもらうことにしたら、今度は卒業アルバム引っ張り出して朝7時まで・・・
夢のような一日が終わり、睡眠不足で眠いはずなのにベッドに入っても中々寝られない・・・
まだまだ書きたいことはいっぱいあるんだけど、あまりに長文・・・そろそろにしましょうか・・・

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