伊東旅行初日

今日は旅行の一日目です。まずはいつも通りに起床して車で伊東に向けてGO!寝ぼけ眼の俺の運転じゃ
怖いので行きは直子の運転です。4時にチェックインなのでドライブインのような場所で少し時間を使います。
海に面していて匠太は大ハシャギで駆け回ります。なかなか丸々一日を一緒に過ごすことなど出来ませんから
この笑顔を見ただけでも今回の旅行は価値ありです。
そして、宿に付きます。匠太を中心に宿を選んだので子供の宿泊を面倒見よくやってくれていそうな所を
チェックして予約していたんですよね。おもちゃや遊び場が一杯あるので匠太はここでも大喜び!食事も
ネットで見ていた限りうまそうだったので俺も段々楽しさが膨らんで行きます。そして夕食時に事件は
起こります。匠太の食事はあらかた終わり、そろそろ俺と直子のメインディッシュが運ばれようとしていた
時です。そこのオーナーが「お子さんはプレイルームで遊ばせておいていいですよ」との言葉。まぁ、
危険もないし目の届くところなので匠太をプレイルームに放します。するとしばらくして匠太が直子を
呼びました。「一緒に遊ぼう」と言う訳です。いつものとおりに直子が匠太のところに行き抱き上げて
泣き止ませます。まぁ、ここまではいつもの風景。問題ナッシングです。そこにオーナー登場!お母さんは
抱くことが愛情だと勘違いしてる。今すぐ放して泣かせるだけ泣かせという。俺は「はっ?」とも思ったけど
まぁ、そんな考えもあるかもね。くらいで最初は気に止めなかった。匠太は泣き続ける。いつもなら抱いて
くれるママが何もしてくれない。頭を撫でればそれがダメだとオーナーのダメ出し。挙句の果てに俺は
アメリカで幼児教育を学んだだの、NHKに出てるだの、どこぞのプロスポーツ選手の息子は甘やかした
性で手が付けられなくなっただの独自の教育論のオンパレード。あのさぁ。俺たちは匠太の教育で悩んで
ないし子育て相談に伊東くんだりまで行った訳じゃね~んだよ。俺は匠太と直子の笑顔を見て溜まった
ストレスをリフレッシュするのが目的で食事中に泣き叫ぶ息子と説教されて困惑顔の家内の顔を見に
来たんじゃね~つうの。大体おかしいことがあるなぁと思ってたんだよね。いくら連休の合間の日曜と
言っても21室もある部屋で泊り客が俺たちしかいないし、廊下には有名プロスポーツ選手のユニフォームが
サイン入りでずら~っと並んでるけど、幼児の施設には全く関係ないよなぁ。と思っていたら完全に
オーナーの趣味だね。それを自慢気に飾って、しかも前述のアメリカで学んだだの、NHKに出演してる
だのの権威付け。要するに自己顕示欲の強い思い込みの激しい奴な訳だ。大体俺はアメリカって国が
大嫌いなんだよ。自分だけの正義を振りかざしてそれ以外は全部悪。このオーナーと一緒。それにさぁ。
離婚率が先進国で一番高くて、小学校にまで武装警官が居るような国の教育論がこの日本にそのまま
当てはまる訳ね~だろっつうの。まぁ、出て来た食事をひっくり返して「帰るぞ」と言わなかっただけ俺も
大人になりましたね(笑)そんな怒りがふつふつと湧く中、メインのステーキに付くご飯の量を聞いて来た。
「いくらでも食べますよ」冗談めいて俺が言ったら「じゃあ、一升くらい持って来ましょうか?」こいつバカか?
170gのステーキを食うのに一升の米食う訳ね~だろ。怒りを抑えて「いくらなんでもそれは無理だから
少し多めでお願いします」そしたら「そういうのはいくらでもとは言わないんですよ」こちとらカッチ~ン
と来ましたね。自分の冗談は良くてこっちの冗談は通じない。怒りをとおり越してそろそろ呆れます。
で、出て来たライスはこれでもかって大盛り。多分500gはゆうにある。超大盛り。(ちなみに普通の並
盛りは180~200gくらいのはずです。ようするに普通の量の3倍)「旦那さんには少ないでしょうけど」
またまた「カッチ~ン」です。これで俺が残そうものなら「おや小食ですねぇ」なんて言いかねない。
要するに俺に食えないだろう量を持ってきたつもりな訳だ。怒りを食欲に転化させて食いきりましたよ。
「なめんなよ。こちとらこれでも元体育会じゃい。」下げに来たオーナーがちょっとビックリした顔を俺は
見逃さなかったもんね。それで悔しかったんですかね?「おかわりは?」と来やがった。「おかずは?」
って聞いてやろうかと思ったけど、こんなところからは一刻も早く立ち去りたかったので、「結構」と言って
席を立ちます。その間も匠太は泣きっぱなしです。はっきり言いましょう。匠太が悪いことをしてそれを
反省させる意味ならば俺は何時間でも泣かせます。それは教育だと思うからです。でも、彼は何も悪い
ことをしていません。怒られたのであれば彼はそこで学習も出来ます。でも、今回は無視されたのです。
そして知らないオジサンが無理やりおもちゃで気を引き、一瞬泣き止んだだけでオーナーが泣き止ませた
訳でもなんでもありません。自分の子育ての失敗からそういう指導をしているみたいな事を言っていましたが
俺たちは失敗しているとは思ってないし、あんたみたいな人に育てられたらどんな育て方したってロクな
子供に育つとは思えんのよ。俺は。1億歩譲って匠太が俺たちの育て方で間違った方向に行ってしまったと
仮定しましょう。あんたにゃそれでも迷惑かけね~よ。俺も教えることのプロです。ひとつだけ話をする
ときのポイントを教えて挙げましょう。NHKで講座持ってるんだかなんだか知らないけど、多くの人の前で
話をするときには自分とその他大勢を卑下する言い回しはありです。「僕らの様に出来が悪い子に育つ」
これはOKです。なぜなら聴衆は「出来の悪いのはその他大勢で自分ではない」と思うからです。最近の
お笑いブームで気付きませんか?聴衆に向けて聴衆をバカにして笑いを取るテクニックがあります。
あれはひとつのテクニックです。大勢の前で言う場合には多くの人は都合の悪いことは「自分以外」と
思う訳です。でも、少人数のグループミーティングでこのテクニックは使えません。なぜならそれを
言われているのが自分だと判ってしまうからです。彼は言いましたしかも俺たちを指差しながら…
「僕達みたいに育ちが悪い…」悪いけど俺も直子もあんたより育ちは良いよ。少なくとも常識は持ってる。
幼児教育のプロなら保育園でも作ればいいじゃん。講演活動してるならもうちょっと勉強しないとね。
ちなみにアメリカの個人主義が世界でもっとも優秀だと思ってるのはアメリカ人とあんただけだから。
教育者として失格、講師として失格、ペンションのオーナーとして失格。俺の評価は0点以下。まったく
ふざけるな!って感じですよ。ここでその場所を公開するほど俺もバカじゃありません。でも、本当に
ダメダメなオヤジでしたね。帰り際に「またどうぞ」って言ったら笑顔で「二度と来ません」って言って
やろうと思っていたのに言わなかった。きっと誰かに先に言われたことあるんだろうね(笑)
ちなみに、夕食後も2,3頭に来ることありましたけど、まぁ、そんなのはどうでも良いや。部屋に帰って
直子と一緒に俺たちの教育方針を確認。お互いに考えが一致しているので問題なし。ほんと子連れで
伊東に行く時には気をつけてください。明日は2日の模様を書きますね。2日目は本当に心の底から
楽しかったです。こんな愚痴ブログなんて俺も書きたくないですからね。明日は思い切り楽しい話題を
提供しますね。

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