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2013年09月 アーカイブ

2013年09月16日

久しぶりの更新です

ついに月1更新さえもままならくなってしまいましたが、久しぶりにブログの記事に手を出してみました。

匠太の夏休みも終わり、残暑は続くものの秋の気配を感じる今日この頃な訳ですが、7月4日以来の更新ですか、ご無沙汰してます。俺は生きてますw

まぁ、しっかし今年の夏は忙しかったですねぇ。8月に入ってから大学の夏期講習でほぼ毎日どっかの大学に行ってましたからね。靴底が減って歩き難いのなんのって・・・俺は外回りの営業かよっ!って一人でツッコミ入れてましたからね。

まぁ、そんな中でも時間を作って母校の高校野球県予選を観に行ったり、年に1度の家族旅行で箱根に行ったり、身近なところでは夏休み中のわずかな空き時間でひまわり畑に家族で行ったり、匠太とザリガニ釣りしたり・・・

なんだかんだと家の事も少しは手伝うようにしてましたが・・・

そういえばこの期間に仕事のトラブルも結構あったなぁ・・・まぁ、ほとんどが円満に解決しましたが、こういうのって突発的に起きますからね。右往左往しても始まらないので各所手を打ってなんとか収めたって感じですかね?

ビリヤードの方は未だに負のスパイラルから抜け出せませんね。6月に書いたブログで重大な決断をしたみたいなこと書いたんですけどね。あれって実は少し資金を工面してセブンの改装と俺がレッスンプロになることだったんですが、資金繰りの最終局面で頓挫して今も何も変わってません。

変わってないということは時間が流れて行く中で後退しているってことですからね。歯がゆいやらもどかしいやら・・・

さて、仕事に戻りますか・・・

これからはちょっとは更新頻度上げて行きたいと思います。まぁ、毎日は難しいでしょうが・・・

2013年09月18日

色々な考えがあって良いじゃんねぇ・・・

2日続けての更新っていつ以来だろwww

まぁ、別に何があったという訳ではありません。また、ぱたっと更新しなくなるかもしれません。

あんまり小難しいこと書く気はさらさらないんですが、最近ちょっと考えさせられることがあったので書いてみようかなぁ〜と・・・

善悪って結局は個人の好き嫌いに帰結するじゃないかなぁ〜と思う訳です。誰だって自分が好きなものや考え方は正しいと思いたいものです。俺だってそうです。

でもね。大上段に構えて「俺は正しいことをしているんだ!みんな騙されているから目を覚ませ!」ってな事は結局は自分を擁護したいが為の自己弁護でしかないような気がするんですよね。

俺は健康オタクとは真逆の生き方をしてますが、例えば塩分は控えた方が良いという話しがあります。一方で「敵に塩を送る」なんて言葉があるように、塩分は必須栄養のひとつであるとも考えられますよね?

刺激物は良くない、糖分は良くない、水が良くない、空気が良くない・・・

まぁ、ネット使って検索すればそれこそ自分が良くないと思った物質がゾロゾロ出てくるでしょう。すると思う訳です。「やっぱり、良くないんだ・・・」

こうなったら後はスパイラルです。悪いと思われる情報だけを片っ端から集めて論理武装したつもりで、今度はそれを良しとする人々を攻撃し始める訳です。曰く「〜でなければならない。」ってな感じですね。

ここでやっかいなのが自分は正しい事をしているんだという思い込みですね。正義感ほどやっかいで始末に負えないものはないですね。何せ本人は世の為、人の為と思って正しい行動をしているつもりなんですからね。

あのさ、俺もね。子供もいるしさ・・・せめて子供の成人まではとか、孫の顔くらい見てみたいなとか思わない訳ではないけどね。自分の味覚に合わないクソ不味い料理を何十年も我慢して食ってまで長生きしたいとは思わんのよ。別に長生きしたいと思ってる奴が150まで生きようがヨーダのように800まで生きようが俺には関係ない事なんだよね。もっと言っちゃえば興味がない。

興味がないことを「大事なことだ」と言われて延々と聞かされる苦痛ったらありゃしない訳ですよ。

まぁ、それでも俺はその場の空気を少しは読んで、適当に相槌なんか打ってる訳です。すると、何を勘違いしてか「我、的を射たり!」とばかりに一気呵成に攻め込んで来る訳です。

もっとも攻め込まれたところで空き城ですけどね。元々こちとら攻撃の意思もなけりゃ興味もないんで・・・

相手は攻め込んで空き城なのを確認すると「敵は逃げた。勝った!」と錯覚する寸法です。そして、さらに別の城へと攻め込んで行くんでしょう。元々空き城だとは考えもせずに・・・

自分の考えを表明し、それに共感を得ようとするのは悪い事だとは思いません。現に俺だって自分の意見をこうして書いてる訳ですしね。ただ、それが全てではないし、違う考えを持つ人が間違っている訳でも、ましてや悪ではない訳です。

自分の考え=正義(味方)
自分の考えと違う=悪(敵)

俺は違うと思うんですけどね・・・

2013年09月19日

ビリヤードをはじめたきっかけ

なんか面白い話題でもないかなぁ〜と思ったんですが・・・

何もない。

困ったものです。ブログの記事を気まぐれに更新してみたら何か面白い事でも思いつくかな?と思っていたんですが、出るのは愚痴ばかりで読んでいても楽しくないでしょうしねぇ・・・

たまにゃ思い出話でも書きますかw

ビリヤードセブンが開業して26年。まぁ、途中で1年ほどの休業がありますが県央地区ではもっとも古いビリヤード場のひとつになっちゃいましたね。

開業する直前はハスラーブームの真っ只中。予約制で平日でも2時間3時間待ちは当たり前・・・

当時大学1年生だった俺は大学の友達に誘われて数回プレーした程度。まぁ、いつでもビリヤード出来たらなぁ〜とは思いましたが、それほど熱中している訳ではありませんでしたね。

その頃はバブル絶頂時。親父が県内に4,5階建てのビルを次々に所有してその中の最新新築であった座間のビルの2階で新しく商売でもしてみようということになりました。

大学で野球部の練習が終わり帰宅した俺にふいに親父が聞きます。

「最近、若い連中の中で流行ってるものとかあるのか?」

「ビリヤードじゃね?」ってな答えをしたんだと思いますが、親父はビリヤードなどしたことありません。どんな状況か見てみたいというので近所のビリヤード場に予約を取って弟と3人で向かいます。

盛況な状況に驚いた親父はその場で即決して2階のテナント部分をビリヤード場にすることを決めます。

業界にコネも何もないですからね。ブームで値段が釣上がった台湾テーブルを3台導入して2週間も経たない間にビリヤードセブンが開業します。

当時はまだ横浜に住んでいたので昼間は大学に行って野球の練習(授業に出ていた訳ではないw)、夕方から当時親父がオーナーだった学習塾で小中学生に算数、数学、国語なんかを教えて、夜は座間に移動してビリヤード場の店長です。

まぁ、今もそこそこ忙しいですが考えてみればここが原点ですね。

ただ、店長と言ってもビリヤード好きでそれが高じて自分のお店を持ちました。ってな訳ではなかった訳です。10回にも満たない回数しかプレーしたことのない中でいきなり店長ですからね。

しかも、当時はほとんどがブームに乗った初心者(俺もその一人)。当然ですがルールや撞き方なんかを聞かれる訳です。ルールは本を読めば良い訳ですが、プレーを教えるとなるとそれなりに実力が伴わなければいけません。

練習しようにも方法も判らなければ、ずっと満台で自分の練習する時間なんてそう多くも取れません。

仕方がないので店を閉めた後に24時間営業の他店に行って上手い人のプレーを食い入るように見ながら練習方法などを盗んで実践してました。

今に思えば当時のビリヤード環境は今よりも閉鎖的でした。上級者はブームに乗って遊んでいるだけの初心者を見下して相手にもしてくれません。露骨に嫌な顔をされたのも1度や2度ではなかったですね。

そんな中で最初に親しくなる上級者と言えばB級くらいの人ですね。今、考えるとB級とは言え今で言うC級の上位くらいでしょうかね?マスワリ経験5回以下、ボーラードがアベ100点前後くらいの人達でしょうね。

それでも当時の俺に取っては相手をしてくれる超上級者です。

「賭けなきゃ上手くならないよ」

などと騙されて随分と毟り取られましたねぇ。まぁ、もっとも前述のような実力ですから彼らは彼らで上級者からさらにやられていたんだと思いますけどね。

そのうちにセブンにも来るようになりブームも少し落ち着いてゆっくりビリヤードが出来るようになると、賭け球全盛期を迎えます。まぁ、B級下位で賭け球でプラスになるとすりゃ初心者相手にするのが手っ取り早いですからね。

でも、俺はずっと疑問に思ってました。最初はブームに乗ってはじめたビリヤードですが、そのゲーム自体に魅了されていましたが、元来賭け事は大嫌いです。

「賭けなくても上手くなるんじゃないか?」

ずっと、そう思いながら渋々賭け球に付き合う毎日です・・・

月日は流れ大学を卒業し、都内のソフト会社に就職して3年目。転機は訪れます。バブルは崩壊し親父が持っていたビルは全て売却し残ったのは自宅のある座間のビルだけ。親父が会社の清算を考えていると言う話しをしたときに俺の腹は決まりました。

当時は株式の会社を作るのに資本金1000万が必要でした。俺は独立を考えていたので定款を変え俺が代表に就く事で自分の会社を持ち、パソコン教室の経営に乗り出します。

そのときにビリヤードセブンの廃業も決めました。新しい仕事に注力したかった事もありますが、ビリヤード関連の人間関係やら鉄火場よろしく賭博場に化してしまっているビリヤード場に嫌気が差していたのも事実ですね。

セブンを休業して1年ほど経ったある日、昔なじみの店に何の気なしにふらっと寄ってみました。

1時間ほど店長とプレーした後に少し話しをしました。セブンを廃業した経緯なんかも話したのですが、そこで店長が・・・

「たいしさん。また、セブンやりなよ。ビリヤード好きなんでしょ?一緒にプレーしてりゃ判るよ。」

返答に戸惑う俺に続けて・・・

「賭け球嫌いなのは知ってるよ。まぁ、客商売だからさ嫌な事もあるだろうけど、10年やって来たんでしょ?大丈夫だよ。セブンはたいしさんのお店なんだから少々我侭言っても良いんだよ。賭け球禁止で初心者も上級者も一緒にビリヤードを楽しめる空間にすれば良いじゃん。まぁ、うちでやったら常連さんのほとんどが移籍しちゃうから怖くて出来ないけどね。俺は賭け球嫌いじゃないし(笑)」

そっか、賭け球禁止か・・・表面上それを謳っているお店はあっても実際に禁止しているお店は皆無。そんな発想があるのかぁ。ビリヤードしてえなぁ・・・

それから1ヵ月後、セブンはリニューアルオープンします。賭け球は禁止。これは裏も表もなく額面通り禁止。たいした実力も実績もないA級ですが、俺も今まで以上に積極的に初心者の方々にビリヤードを教えます。もちろん、学習塾やパソコン教室で培った教える技術と理論に基づいた練習方法を提供する為の勉強も欠かせません。もちろん、自分の練習も・・・

以来15年ずっと方針を変えずにセブンを営業しています。

この間、ブームは一度も来てません。総合アミューズメントなどで気軽にビリヤードが楽しめるようになった一方、セブンのような専門店は衰退の一途です。

常連さんの入れ替わりも随分ありました。賭け球禁止が嫌な人もいたでしょう。就職や結婚、出産、引越しなどご自身の環境変化でビリヤードを止めてしまったり、移籍した方もいるでしょう。ビリヤード自体に魅力を感じなくなってしまった人もいるかもしれません。他店での刺激を求めて移籍した人もいるでしょうし、うちの環境が嫌だとか、ひょっとしたら俺や常連さんとの相性で移籍してしまった人もいるかもしれません。

逆に俺に教えて欲しい、セブンでビリヤードがしたいとわざわざ遠方から通われている方もいらっしゃいます。ありがたい限りです。

俺のちょっとの我侭(賭け球禁止)を許して頂ける方なら、来る者拒まず、去る者にはちょっと未練w(でも、色々な事情や考え方があるから追いませんけどね。)

これからビリヤードをはじめてみたい。ちゃんと教えて欲しい。賭け球嫌い。そんな人は気軽にセブンの扉を開けてくださいね。一生懸命笑顔でお迎えしますよ。

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