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2012年11月 アーカイブ

2012年11月02日

練習は人の為ならず・・・

もう11月ですかぁ・・・早いですねぇ・・・

このブログの記事もすっかり月1更新になっちゃって困ったものです。まぁ、忙しいには忙しいんですが、ブログが書けないほどではないんですけどね。やっぱりモチベーションが落ちているんですかねぇ・・・

ビリヤードのモチベーションも下降気味ですが、まぁこちらは仕事なんでボツボツやってます。相撞きが中心ですが、閉店後や開店前にちょこっと練習なんかもしています。今は基本的に営業時間内に練習することはあまりないですねぇ。まぁ、そうしようと思った訳じゃないんですけどね。以前から練習は一人のときにやることが多かったのでいつの間にかそれが定着した感じですかね?

別に練習を公開したくないとかじゃないんですけどね。どんな練習しているのかときどき聞かれるんですが、本当に基本中の基本しかやってません。

まず、ロングショットはほとんど撞きませんね。短い距離の精度を上げる練習がほとんどです。まぁ、テーブルの1/4も使えば十分ですね。したがってショットスピードも上げません。ハードショットなんて百害あって一利くらいはあるのかな?まぁ、俺には必要ないです。

ハードショットって自分の出来る最高速で撞いたりする訳じゃないですか。当然ですが最高速以上は出ない訳で自分でコントロールしている事にならないと思うんですよね。しかも、確率を悪くする訳ですからフォームを崩す原因にもなりますしねぇ・・・ゲームでは仕方なく使うこともありますが、そこで飛ばしても気にしませんしねぇ・・・

まぁ、飛ばした配置を知っているのは大事ですが、いちいち気にしていたらキリないですからね。そんなもん外れた瞬間に忘れるに限りますよ。

練習でも3球連続で飛んだ配置はその日はもう練習しません。だってそういう日もあるし、まだ実力がないだけじゃんって思うことにしてます。繰り返して悪いイメージつける方が俺にはNGですね。

練習って苦手を克服するためだけにやってると思っている人が結構いるようですが、俺は少なくとも違いますね。得意な配置の精度をより高くするためにやってます。苦手を克服するなんて大変に決まってるじゃないですかぁ・・・でも、得意を伸ばすのは楽しいでしょ?

俺も若い頃はストイックに苦手な配置や出来ないことを一生懸命やってましたが、それで上手くなったか?って〜と疑問なんですよね。まぁ、練習のための練習。自己満足のための苦しさ。みたいな感じでちっとも上手くならなかったですね。

「もっとちゃんと楽しもう」って思ったら急に上手くなりましたね。もう15年以上前のことですけどね・・・

まぁ、なんで急にこんなこと書いたかと言いますとね・・・

弟子入り志願みたいな事がありましてね。基本的に俺はビリヤードをしている人はみんな仲間だと思っているので、上下関係が出来るような弟子入りみたいなものは断っているんですよ。もちろん、俺の教えられることは何でも教えますし、聞かれなければ何も教えません。まぁ、考えは人それぞれですから、俺の考えを押し付けた時点で俺のビリヤードに対する姿勢が崩れると思っているので、俺とは真逆の練習方法だって考え方としてはありかな?と思うことにしてます。

で、まぁ弟子入りの件は断った訳ですが、これからも一緒に楽しく上手くなりましょうよ。ってな感じで話をしたんですよね。

その中で俺がどんな練習をしているのか?とか・・・練習で気をつけていることは何か?みたいな事を聞かれたので、ついでにこっちにもアップしようかな?と思った次第で・・・

まぁ、そういうことでもなきゃブログのネタもない訳で・・・

そのときに話した内容は上記と一部重複しますが・・・

・難しいことはやらない
・バラ球は撞かない
・セットするときには手で丁寧にする
・すぐの効果を求めない

まぁ、こんな感じですかね?いつも言っていることばかりですけどね。このときは話さなかったですが、他にもクールにプレーするなんてのも該当するかな?自分の感情もコントロール出来ないのに手玉や先球をコントロールなんて出来る訳ないって思ってますからね。気持ちってね。テーブルに出るんですよ・・・

なんか流れでこんな記事になっちゃいましたが・・・

実はiPhone5が予約からちょうど1ヶ月の今日、ついに手元に来ました。本当はこの事をメインに書くつもりだったんですけどねぇwww

全然違うじゃん。まぁ、いっか・・・俺っぽくてwww

ちなみにiPhoneにはワンセグもEdyも付いてません。テレビが観られないのは、まぁ仕方ないとしてEdyにまだ残高あったよなぁ・・・数百円だと思うけど・・・あれってどうすりゃ良いんだろ?とか、マクドナルドのかざすクーポンも使えなくなったので、溜まったポイントを昨日のうちに使っておけば良かったなぁ・・・とか色々ありますねぇ・・・

まぁ、設定は一応PCのプロなんでなんなく出来ましたが、操作にはまだ慣れが必要ですね。まぁ、流行に鈍感な俺としてはApple製品はPM-7500を購入して以来ですから16,7年ぶり?最後に使っていたOSは確か9.4・・・完全に浦島太郎ですwww

2012年11月08日

情報リテラシー

俺は大学で情報処理を教えている訳ですが、直接の担当科目ではないものの関連として教える内容のひとつに情報リテラシーってのがあります。

まぁ、なんでも横文字にすりゃ良いってもんじゃないと思いますが、最近はこのリテラシーって言葉を良く聞くようになって来ました。

簡単に言ってしまえば「ちゃんと使える能力」ってことですかね?

大学で教えている情報リテラシーはどちらかと言うとコンピューターリテラシーに近い内容な事が多いんですが、本当の意味での情報リテラシーって実はすごく大事な事だと思うんですよね。

人にはそれぞれの主義主張や正義があったりします。時にはそれが人と相容れない場合だってある訳です。まぁ、なんでも話し合いで解決するなんてのは夢物語で現実はそんなに甘くない訳です。

するって〜と力のある奴は益々のさばり、力のない奴は自分の主義主張を引っ込めてひっそりと生きて行かなきゃ行けない訳です。

力のある奴がその力を誇示する分にはまだ対処のしようがありますが、力があるのにそれを自覚していない奴が妙な正義感なんかを振りかざすと周りは大迷惑な訳です。なにせ自分が自覚なくて正しいことをしていると思っている訳ですからね。しかも、周りは共感するイエスマンばかりな訳で・・・

俺も気をつけなきゃいけないなと思っている訳です。例えば大学で俺が教えたことはもちろん膨大な下調べをして出来る限り正確な情報を分かりやすく伝えているつもりです。

でもね・・・ひょっとしたら間違っているかもしれません。いや、今はそれが正解でも将来に渡って正解である保障は何処にもない訳です。今日の常識が明日の非常識になるなんてことはどんな分野だって起こりうる話しな訳で、日進月歩の情報処理分野においては常識という檻に閉じ込められていると何も出来なくなっちゃう世界です。

で、万が一ですよ。俺が間違った事を授業で言ったとします。学生は「情報処理の先生が言う事だから正しい」と思っちゃう訳です。それが一人歩きする訳です。怖い商売です・・・

ビリヤードだってそうです。まがいなりにも20年以上A級でプレーしているベテランと呼ばれても異存のないプレーヤーにいつのまにやらなっている訳ですが、俺はアドバイスをするときはその人の特性をみて、そのときに必要だと思うことをアドバイスするようにしています。

だから、人によっては真逆のことを言うことだってあります。ある人には「もっとキューを真っ直ぐに出した方が良い」と言い、ある人には「多少のこじりなんか気にすることはない」と言うなんてこともある訳です。

すると困ったことが起きます。それをアドバイスを受けた人が別の人に伝える訳です。
「たいしさんがこう言ってたよ・・・」

それはその人にとってのアドバイスであり、万人向けのものではないんです。中には万人向けのものもあるかもしれませんが、違う場合だってある訳です。

あっという間に俺は嘘つきですw

さて、話しを戻しましょう。情報リテラシーはインターネットを中心とした情報を的確に使いこなすことだと解釈される場合が多いと思います。

インターネットには様々な情報があります。まさに玉石混合です。意義深い話しもあれば、とんでもない嘘話まで色々とある訳です。従来はテレビや新聞と言ったメディアが情報を握っていた訳です。それが一般に開放されたという意味では良いことだと思います。ただ、単なる自分勝手な思いや主義主張を声高に叫ぶ輩が出て来るのも仕方ありません。

それ自体は否定しません。現に俺も似たようなことをこの記事などで現在進行形でやっている訳ですからね。

ただ、どうしても勘に触る事があります。自分の主張を補完するために自分の考えに近い意見だけを拾い出してさもそれが正しいとして他者を見下すような態度を取る人ですね。

まぁ、大抵の場合は本人はそんなこと思ってないものですけどね。俺もほんと気をつけないと・・・

情報を収集する際には自分の意見を一度脇に置いて、もう一段高いところから俯瞰して様々な情報を並列で見比べてから取捨選択をしないといけないと思います。そうでなければ、自分に都合の良い情報だけを集めて理論武装した気になってるピエロになり兼ねません。

かと言って自分と反対の意見ばかりを見ていると自信を喪失したり、怒りに震えたりとロクな事はない訳です。だからこそフラットな立場を出来るだけ維持して様々な情報に接する必要があると思う訳です。

そして、自分なりの意見をネットで表明するのは良いでしょう。でも、それを他人に押し付けたり強要したりしたらいけないと思うんです。あくまで人が自分の意見を見て同じように参考のひとつにしてくれれば良い。というスタンスが大事なんだと思います。

もし、これを読んだ俺の教えている大学の学生がいたら、そのつもりでレポート書いてね。こちとら情報検索はプロだからどこぞのサイトの丸写しなんてすぐに判っちゃうからねぇwww

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