今日はPCの授業が1コマ。まぁ、匠太の授業だったんですけどね。タイプ練習もそろそろ飽きが来る頃なので活用的な使い方の学習に徐々にシフトしている感じですかね?
なんだかんだ言っても小学校3年生ですから興味が先に来る訳です。その興味の対象をPCを使っていかに伸ばせるか?ってのが小学生講習の場合には大事なんですよね。
これは匠太だけに限らず今までやってきた小中学生講習全般に言えることなんですけどね。
夜はセブンに入ります。今日は木曜日ですがセブンデーなので少ないながらもお客さんは来てくれている感じでしたね。
最近、こちらに引っ越して来たという方がはじめていらっしゃったのですが、アドバイスが欲しいとのことで練習方法や考え方なんかを少しお教えしました。
プロの方に教わったこともあるとのことでしたが、基礎的な考え方や練習の意味などをちゃんと聞いたのははじめてだったそうです。
プロのプレーヤーは教えるプロではなくて、プロプレーヤーですからね。もちろんすごい努力をされてプロになったであろうことは想像に難くありません。
実際に俺も一時期ではありますが、トーナメントプロを目指したこともありますから良く分かります。
そう、彼らは教えることのプロではないんです。プロになるには努力の他にセンスも必要だと思います。例えば他の人のプレーを見て自分なりにアレンジして自分のテクニックにしてしまう。なんてことは言うのは簡単ですが、やるとなるとセンスが問われる訳です。
自分では事も無げに出来てしまったことが、何度教えても出来ない。となると自分の教え方が悪いとは普通思わない訳です。「向いてない」とか「見て覚えろ」とか言うことになっちゃう訳ですね。
でもね・・・ビリヤードを上手くなりたいと思っている人は多くてもプロになりたいと思っている人はそんなに多くはない訳です。楽しめるようになるためのコツを教えてあげればビリヤードの潜在人口はまだまだいると思うんですよね。
業界ではそこを発掘して行かないとこの先も尻すぼみになると思うんですよ。
JPBA(日本プロビリヤード協会)ではレッスンプロの募集を再開しました。これは良い方向だと思います。プレーを魅せるプロだけでなく、教えるためのプロがやはり必要だと思います。
実は1ヶ月くらい前に重大な決心をするかも?とここに書いたのはこのことです。プレーヤーとしては試合からも引退し、アマチュアプレーヤーとして後進を育てることを現在のビリヤードの第一義にしている俺としてはレッスンプロになろうかと悩んだ訳です。
履歴書なども全て揃えて受験申込みするだけの段階まで進んでいたんですが、今回は断念しました。大きな理由は3つあります。1つは経済的なものです。トーナメントプロでさえ食えないのにレッスンプロで食える訳はありません。プロであることで様々な経費が発生すると思いますが、現在の状況でそれらを払える余裕はないです。
そして、周りの理解です。もちろん応援してくれる人もたくさん居ますが反対する人も居ます。反対の理由は様々ですが、なんで今更?レッスンプロなど意味がない・・・などが主なところでしょうか?
さらには時間的な制約です。俺は今でもPC教室の講師、大学の情報処理講師、セブンの店長、WEB系の開発、システム開発などを全部事実上1人でやってます。これにレッスンプロとしての時間を割くのは非常に難しいです。
本当はやりたいです。今でも気持ちは揺れてます。でも、出来ないんですよねぇ・・・
自分のやりたい信じた道を行けなんて言うのは簡単なんです。守るべき家族もあり、責任のある仕事もある中で俺一人の我侭を通せるほど俺は強くありません。
それに、仮に受験しても受からないといけないんですけどねw
まぁ、仕事が安定して、スポンサーでも付いて自由にビリヤード普及のために動ける立場になったら、また考えましょうかね?
ってな訳で俺のレッスンプロ計画はしばらくお蔵入りです・・・