今日はPCの授業が1コマ。その後に新規WEBの立ち上げに伴う打ち合わせ。この手の打ち合わせはイメージが固まるのをサポートする必要があるので時間が掛かることが多いんですが、良い打ち合わせになったと思います。
無事受注することが決まり早速夜から基本設計に入りますが、極めて順調に進んでます。まぁ、資料とかこれから集めなければいけない写真とかも多いんですが、プロットがある程度しっかりと決まっているので作業自体は比較的楽に進んでますね。
とは言え・・・
俺にはもうひとつビリヤードのインストラクターとしての仕事もある訳でして・・・
まぁ、もっとも最近は常連さんが皆上手くなっているのでインストラクターというよりは相手がいない時の人数合わせの場合が多いんですけどね。
たまにはインストラクターっぽい事も書きましょうかw
良く聞かれるのが「どうしたら上手くなりますか?」って奴ですね。
まぁ、一足飛びに上手くなる方法なんかありません。地道に練習するのが一番です。では、どんな練習をすると良いでしょう?
何度か触れてますが、徹底的に基礎練習をすることです。しかも、真剣に・・・
ただ、基礎練習は飽きます。詰まらないです。つい難しいことや、ハードショットなどに目移りしてしまうと思います。だから自分で区切りを付けます。
1つの練習は1ラック(15球)とか5分とかを自分で決めてそれ以上はやりません。前述したように一気に上手くなることはないんです。だから量よりも質が大事になると思う訳です。
例えばストップショットを練習の例に取りましょうか?
1ポイントくらいのストップショット。C級でもまず外すことはありません。ただ、ここでの目的は手玉をきちんとストップさせることです。すなわち手玉と先球をちゃんと芯で合わせ、無回転の状態で手玉をヒットさせることが目的です。
その手法は問いません。もっとぶっちゃけてしまえばコジろうが、キューが斜めに出ようが、内巻きだろうが、外巻きだろうが、スタンスが狭いだの広いだの一切関係ないです。要はストップすれば良いんです。
えっ?フォームって大事じゃないの?
大事ですよ。安定的にビリヤードをプレーするにはフォームは大事です。でもね・・・
この場合だとフォームは手玉をストップショットさせる為の確率の良い手段であって、目的ではない訳です。逆にどんなに美しいフォームでも手玉がストップしなきゃ0点です。
何が言いたいのかと言いますと・・・
どうしたら手玉を効率よくストップショットさせることが出来るか?と言うことを考えて練習していれば勝手に自分のフォームは出来て行くと思うんです。すなわち、効率の悪い形はスポイルされて効率の良い形。自分のフォームが出来上がると思ってます。
キューが真っ直ぐ出るから止まるんじゃないと思うんですよね。例えどんな形であっても捕らえる一瞬が正しい形であれば結果は出ると思うんです。
よく野球でホームランを打った写真でボールを捕らえた瞬間のものがありますよね?ほとんどのものが美しいフォームできちんと芯を捕らえている訳です。
でも、オープンスタンスで踏み込んで打つタイプも居れば、クローズで開いて打つ人も居ますし、グリップを短く持つ人、長く持つ人、テイクバックの大きい、小さい・・・
打球を捕らえた瞬間以外の準備運動とも言える部分は人それぞれな訳です。もちろん、基本はあります。グリップを逆に持ったり、バットを逆さに持ったり、極端に屈んだりしたら駄目ですよね?ビリヤードも同じようにストロークまでの段階とフォローのとり方はある程度の個性が許されると思っています。
フォームが悪いから入らない・・・多くの場合は目的に沿った練習をしていない事が原因なんじゃないかと俺は思ってます。
正しいフォームを作ると言うのは実は形ではなく、練習に基づく結果の形だと思うんですよね・・・