今日は月曜日で本来は定休日なんですが、大学での講義があります。まぁ、大学は通常土日が休みな訳で俺の月曜休みに合わせてスケジュールを組んで貰えるほど俺も偉くないのでwww
とはいえ俺の担当しているのは情報処理試験の対策講習。すなわち授業ではないので本来の授業の邪魔にならないように授業の組まれていないときに実施されてます。
そう、まだ大学は夏休みなんですよねぇ・・・
夏休みに何かしらの補助が出るのかもしれませんが有料の講習を受ける大学生ですから、どこの大学で教えていてもやる気は十分に感じられるんですよね。
まぁ、試験ですから合格するためのテクニック的なものも教えますが、基本的には知識を中心とした講座になる訳です。
ITパスポートは合格率も比較的高いですし、難易度の高い試験とは言えないかもしれませんが、それは俺のように情報処理の専門家が観た観方です。文系でパソコンの操作も苦手というような受講生でも一生懸命勉強しています。彼らにとっては決してやさしい問題ではないはずです。
この資格が仕事でどれだけ役に立つか、就職に有利になるかは未知数です。もちろん持っていて不利になることはないでしょうし、必要な知識だと俺は思ってます。
ただ、それよりも本当はもっと大事なことがあると思うんですよね。「無駄な知識なんてない」ってことです。普段の生活に役立たない知識は無駄か?少なくとも俺は違うと思ってます。
豊富な知識は人間を磨きます。好きなこと、必要なことしか出来ない、知らないでは底が浅い人間になってしまうように思えるんですよね。
そして勉強して覚えるだけでなく勉強の仕方を学ぶことも大事だと思います。難問に頭をひねり様々な工夫を重ねて正しい回答を導き出す行程こそ大事だと思うんですよね。
これは実生活でも役立ちます。困難に直面したときに様々な知識を動員してその正しい対処方を導き出す訓練になると俺は思ってます。
ITパスポートの試験範囲になるんですが、問題解決手法のひとつに親和図を作成するという方法があります。その元になるデータはブレーンストーミングやバズセッションで得ることが多い訳ですが、ブレーンストーミングの際にルールとして「批判の禁止」「自由奔放」というものがあります。愚にも付かないような意見だとしてもそれを批判することなくひとつのデータとして扱うこと言うことです。それを集約してKJ法などで整理分類する中で振り落されてしまうかもしれません。でも、その自由奔放な意見は幅広い知識がなければ出てこないものだと思う訳です。
ちなみにバズセッションの説明をする際に俺は小学校での授業を例に挙げることが多くあります。小学校では班活動があり、班で物事を考え、班長が意見集約をして発表するということがありますよね?まさにバズセッションな訳です。言葉を知らないだけで皆経験している訳ですね。このことを例に出すと多くの学生が「あぁ、あのことか・・・」と納得の顔をします。経験が知識に変わる瞬間ですよね。
えらい長くなったな・・・
大学での授業が終わり家に帰ったのは19時過ぎ。匠太はまだ風呂に入っていなかったので一緒に入って寝る準備。俺は夕食を食べます。
布団でしばし匠太と話をして匠太が寝付いてからはママと飲み会。飲みながらですから大したことは出来ませんが一応明日の授業予定のテキストを軽く読みながら・・・
今日は紙ごみの日か・・・雑誌なんかが重いんだよねぇ・・・などと思いながら朝日が昇る集積所に行き就寝と・・・