今日は世田谷の大学で応用情報の講師です。今日は電車の遅れもなく30分前には控え室に入ってゆっくり授業の最終確認…ってここで参考資料に疑問点が…
嘘を教える訳にはいかないですからね。早速、控え室にあるPCを使って調べてみます。う〜ん、ちょっと俺と見解が違うなぁ…まぁ、我を通しても仕方ない。ここはテキストの表記を中心に解説することにしますか…
たいした違いではないんですけどね。やっぱり正確な情報を提供したいじゃないですか…
で、教室に入るのがギリギリの時間になっちゃいました。
授業は無事に終わって会社に戻ると保険屋さんが来ることになってます。先日の自動車保険に次いで、火災保険と賠償保険も切り替えることにしました。今までの保険屋が信用出来ないので切り替え時期を待たずに解約して乗り換えです。
この一件もこれで終了。今までと同じ保険(むしろ保障が厚くなってる)のに年間で3つの保険を合わせると3万円近く安くなった…ってか今までの保険屋は何だったんだろ?
夜はセブンでビリヤードです。常連さんを相手にナインボールと10ボールのセットマッチ。難球でもイメージが良ければ比較的スパッとポケット出来るんですが、全般的にリズムが悪くてポカが多かったですね。俺からリズムを取ったら何も残らないけどwww
さて、話題をがらりと変えて…
以前にもちょっと書いた記憶があるんですが、いつ書いたかも思い出せないのでここを読んで頂いている方にはもっと記憶にない話だろうと思うので内容重複覚悟でwww
「ビリヤードはスポーツか?」
俺に言わせれば何を今更…と思う訳ですが、もちろんこのことに再度触れようと思ったのには訳があります。現在行われているアジア大会も終盤に入りつつありますが、アジア大会では釜山大会以降ビリヤードが正式種目になっています。今回も日本からポケットの男子プロ2名、女子プロ2名、そして3クッションのプロ2名が参加していました。
前回はエイトボールで川端プロが金メダルという快挙を成し遂げましたが、今回は残念ながら男女ともポケット勢はメダルに絡むことが出来ませんでした。ただ、3クッションでは決勝が日本人対決となり金銀メダルを獲得しました。このことが話題になりYahooニュースのトップにも写真が載っていたのでご覧になった方も多いと思います。
で、一般からのコメントに
「ビリヤードってスポーツなの?」
ってのがありました。はい、間違いなくスポーツです。
スポーツが身体を動かして息を切らせながらやるものだけだとしたら、ライフル競技やアーチェリーのようなオリンピック種目もスポーツなのか?と言うことに成りかねません。
卓球は立派なスポーツですよね?でも、温泉卓球しかやったことのないど素人がゲームの延長みたいに考えると「卓球なんてスポーツじゃない」なんて発言になったりします。
ビリヤードも似たような環境にあります。きちんとスポーツとして捕らえて練習している人と、ゲームとして遊びでプレーしている人が居るわけです。後者を否定する気はありません。それだって楽しみ方です。全てのプレーヤーが試合志向でさらにはアスリート志向である必要はないと思います。自分に合った楽しみ方でプレーすれば良い訳です。
でもね…
アジア大会に出るようなプレーヤーはアスリートです。さらに言えばメダルを取るなんてことは大変なことな訳です。それを全く知らない人が自分の経験だけで「スポーツではない」という狭量な意見には賛同しかねる訳です。
俺も仲の良いプロやトップアマが居ますが彼らの全員ではありませんが、持久力を上げるために日々ランニングをしたり、ブレイクパワーを増加させるためにウェートトレーニングしている人も少なくありません。
一線から退いた俺でも、基礎体力が落ちないようなトレーニングは意識的にするようにしています。そうしないと調子が安定しなかったり、良いパフォーマンスが出ないというのを経験で知っている訳です。
さらに言えば、ビリヤード場はスポーツ施設として認定されています。これは昭和30年にビリヤード場を風営法の適応除外する国会決議に基づくものです。この決議によりビリヤードはスポーツとして認知されたということで決議の行われた7月20日を「ビリヤードの日」と言うこともあります。
ちなみにセブンの営業時間は午後7時から翌2時(金曜、土曜は4時)となっていますが、これは風営法の適用除外によって可能なことです。仮にゲームだとすればゲームセンター扱いとなり風営法の適用を受けますから深夜営業は出来ない訳です。
ちなみにバッティングセンターはゲームセンター扱いですので、風営法の適用を受けます。すなわち深夜営業できないはずです。
でも、「ビリヤードをスポーツではない」と言う人たちを批判することは実はしたくありません。何故ならスポーツであるということを広く広報し、認知すべく努力するのは我々既存のプレーヤーでなければならないからです。そういう意味では一般への浸透がまだまだ浅いと言わざるを得ませんね。
JPBAでは喫煙に関するマナーを喚起する文章をHP上で公開しましたが、それも大事かもしれませんし、時代の流れで仕方ないことかもしれません。
でもね…
神奈川県のような条例があるところでは喫煙が条例違反になる可能性がありますが、基本的には合法行為な訳です。もちろん、プロのアスリートとして喫煙を推奨することなど出来ませんが、あくまでマナーの延長であるはずです。
それよりもビリヤードでのギャンブルを全面禁止して欲しいものです。これは賭博であり違法行為です。摘発されることはないでしょうが例え1円でも金銭を掛ければ法律上賭博となり得ます。セブンではギャンブルを一切禁止していますが、以前より少なくなったとは言えギャンブルは残念ながら存在します。
そのような行為が一般の人から見て「ビリヤードはスポーツではない」と思われる原因のひとつになっているかもしれないと思う訳です。
まだまだ改善点の多い業界ではありますが、プレーヤー、関係者の努力で少しでも健全な形でより多くの人がスポーツとして楽しめるようになって欲しいものです。
コメント (2)
ビリヤードはスポーツか…
根が深いですよね。
以前キューメーカーが材料の象牙の輸入で摘発された時も報道のされ方に違和感を覚えたものです。
でも最近は自空みたいな球台完備の漫喫も増えて以前よりは娯楽として定着してきましたよね。
それでもダーツやボーリングなどに比べたらまだまだ敷居が高いですが。
僕らのような既存のアマチュア1人1人が意識していく事が大事なんですかね?(・ω・`)
投稿者: のん | 2010年11月27日 12:57
日時: 2010年11月27日 12:57
コメントありがとうございます。
本文にもあるように娯楽として浸透することは大事な要素だと思います。それと同時に単なるラッキーだけの球を撞く遊びとして認識されてしまう危険を既存のプレーヤーがどこまでフォロー出来るかということも重要な気がしますね。
例えば残念ながらビリヤード場は少なくなる一方です。すると中古台が市場に余ります。それを学校や老人ホームに寄付してインストラクターがスポーツとしてのビリヤードの楽しみ方をレクチャーするなんてことをやってみるのも良いかもしれません。
それには以前から私が提唱しているようにコーチングに優れたトレーナーの養成が必要不可欠だと思います。
トーナメントプロが必ずしもコーチに向いているかというとそうではありませんよね?
やはりJPBAはレッスンプロ制度を復活させ、以前のような中途半端な立場ではなくスポーツとしての啓蒙、普及をさせるプロとして確立すべきだと思いますね。
そのようなレッスンプロ制度が出来たら私はレッスンプロになるかもしれませんねぇ…
投稿者: たいし | 2010年11月29日 03:52
日時: 2010年11月29日 03:52