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練習の意味

今日は厚木の大学でITパスの講師。本番も近づいて来て受講生にもそろそろ焦りの色が出てきているようで授業後の質問タイムが長くなってます。まぁ、それだけ真剣な受講生が多いということで良いことなんですけどね。

夜はセブンで常連さんと10ボールのセットマッチ。ライブもオンにしてましたが…

いやぁ〜こっぱずかしいビリヤードしちゃいました。ほんと時間を作って観ていてくれた方がいらっしゃったとすれば申し訳ないとしか言いようがないですね。

まぁ、これも今の実力です。仕方ないと思うんですが、何せ1球たりとも「良し」と思えるショットがない。ちょっと間が空いたので、それももちろん影響しているんだと思いますが、イメージとショットがかけ離れてますねぇ…

こういうときの俺の解決方法はただ1つ。ひたすらにイージーな球を撞き続ける!これに限りますね。

30cmのストップショットで良いんです。それも自分でテーマを決めて出来ても、出来なくても気にしません。とにかく良いイメージというのを身体と頭に浸み込ませる訳です。

このときに一番やっちゃいけないのはイージーだからと途中を端折ること。きちんとルーティンを守って確認事項を意識しながら出来るだけ丁寧に配置を作ってショットして、フィニッシュまでを一連の動作として確立させないと時間の無駄になります。

ゲームのときもそうですがひとつひとつのショットに一喜一憂しても仕方ないと思うんですよね。こういう練習で最も大事なのはそこだと思うんですよねぇ…

ゲーム中に1回外れたとしましょう。まぁ、それが結果としてゲームを左右するキーボールだったとして、さらには普段であればまず外れることを想定しなくて良い配置だったとしましょう。

それを「なんで、こんなイージー外すんだ」と思っちゃいけないんですよ。そりゃ悔しいですよ。でもね…

1000回に1回しか外れない配置がたまたま外れても仕方ないし、それがたまたま重要な場面だったとしても仕方ないじゃないですか。だから俺はそういうときは「こんなイージーと思う気持ちが外させた」と思うようにしてます。心の隙、言い換えれば油断ですよね?

例えばです。センターショットを100本連続でシュートするとしましょうか?A級10人集めてやらせてみれば分かります。成功するのは1人か2人。間違っても5人以上成功するとは思えません。

A級ともなればそれこそ何万球と練習していてもおかしくない配置ですよね?それでも成功率なんてそんなもんです。その外れた1球を持ってして「自分は下手だ」と思ったら上達は望めませんよ。完璧を目指すのは良いです。でも、完璧でなければいけないプレー出来ない訳じゃないってのも事実なんですよね。

自分が出来ないと思ったら絶対出来る訳ないです。自分が下手だと思ったら上手くはなれません。
自分が出来ると思ったら油断が生まれます。自分が上手いと思ったら鼻っ柱を折られます。

練習は嘘をつきません。練習をして下手になった人を俺は見たことがありません。でも、本人は練習のつもりでも効果的な練習になってない場合も良く見る光景です。

今出来ることを確実にすることが練習だとすれば…やらないといけないことは自ずと見えてくると思うんですけどね。

今、俺に必要な練習は…「30cmのストップを延々と撞くこと」だと思います。

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2010年10月06日 22:33に投稿されたエントリーのページです。

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