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基礎練習ほど奥の深いものはない

今日はPCの授業が夜に1コマ。昼間は少し時間があるので先週やった基本情報の模擬試験の分析。
受講生それぞれの得意、不得意を項目別に評価して今後2週間で取り組むべき方向性のアドバイスを
具体的な内容で書かないといけない訳ですが、もちろん全部オリジナルでやらないといけないので、
結構時間が掛かる。でも、この作業は無給…

それでも、ただ形式どおりにテキストを時間内に教えることが講師の役割ではないですからね。こういう
ことを地道にやって来たからこそ信頼が生まれて新しいお仕事を貰える訳です。

もっともこの先に繋がるかどうかも重要ですが、それ以上に折角俺の授業を選択してくれた受講生には
全員合格して貰いたいですからね。その手助けですから…

そんな訳でバタバタとしながらも時間的には少し余裕があるので、空いた時間で匠太とビリヤード。
まだまだ安定感とは程遠いですが、勘は悪くないですね。

俺は良く言うんですけどね。フォームがどうの、入り方がどうの、取り方がどうのなんてのは実はあまり
重要ではないんですよ。上手くなるために一番必要なのはその姿勢だと思うんですよね。

難しい配置をイライラしながら「入らねぇ〜」と繰り返していても無駄だとは言いませんが遠回りです。
何が難しくて、今は何をしなければいけないかをきちんと把握して練習にし、それを実戦に生かす事が
出来るかどうかだと思うんですよね。

1ポイントのストップ、1/2配置での繰り返しの練習だけでも十分に上手くなると思います。でも、
そう言ってもほとんどの人はそのとおりにやりません。最初はやりますけどね。飽きちゃうんでしょう。
それも分かります。でも、その単純な練習の中に意味を見出すことが出来なければ正直な話し上を
目指すのは難しいと思います。

俺もいまだに30cmくらいのストップショットを繰り返し練習することがあります。自分で納得の出来る
ショットなんて10球に1球、下手すりゃ100球に1球です。この自分で納得が出来るという部分で言えば
10年前よりも確率が悪くなってます。

10年前より下手になったのか?違います。もし10年前の俺と今の俺が対戦したら圧勝する自信が
あります。10年前の俺は手も足も出ないと思います。

では、なぜか?簡単です。10年前には見えていなかった課題を見付けそれを克服しようとしている
からに他なりません。この先だってきっと新しい発見があるに違いありません。

ビリヤードはイメージのスポーツです。だからこそ難しい配置は繰り返すべきじゃないんです。だって
確率が悪い訳ですからね。「これは外れる」というイメージを固定化する元凶に成りかねません。

一番良いと思うのはとにかくたくさんポケットして良いイメージを作ること。今出来ないのはまだ技量が
足りない訳で練習している中で段々できる様になるものです。

以前にも書きましたがキャッチボールもしないでフリーバッティングばかりしているプロ野球選手なんて
いる訳ありません。プロに成れる訳ないですからね。

ビリヤードだって一緒です。ストップショットも撞かずにいきなりバラ球の練習をして練習になるとは
俺は到底思えないですね。俺にはまだバラ球を基礎練習とするだけの技量はないと思ってます。
だからバラ球を撞くことはまずありません。もっと上手くなったらそのとき考えます。

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2010年04月09日 20:35に投稿されたエントリーのページです。

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