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練習時の考え方

今日は比較的のんびり。と言ってもやることがない訳ではないので…昼間は来月からはじまるCAD系の
試験の講習を予習。内容自体は難しくないけど範囲が広い上に時間が少ない…はじめてやる講習なので
最初の30分で全体の流れを確定させないと難しいだろうなぁ…ってな訳でどんな質問があるかという事も
含めて少しストライクゾーンを広げた事前プランを策定。まぁ、なんとかなるかな?

夜はお仕事で東京が多くなっていた常連さんんが久しぶりに来てくれたので流しで1時間ほど。まぁ、調子
うんぬんは別にして内容は悪くなかったですかね?

ビリヤード上達法とサイトのトップに書いている割にはブログであまり上達法について触れてないですね。
たまには俺なりの練習スタンスみたいなものも書いてみましょうか?

俺の基本的な練習は…
・バラ球は撞かない
・難しい配置は練習しない
・セットは丁寧に結果は適当に
・同じ練習を1ラック以上しない
・ゲームで使わない球は練習しない

まぁ、もちろん例外もあります。バラ球は肩慣らしの意味で1ラックくらい撞くことはありますし、難しい
(苦手な)配置を練習することもあります。同じ練習を2時間くらい繰り返すことだってあります。あくまで
上記は原則です。

ひとつずつ俺の考え方も披見しておきましょうかね?

バラ球を撞かないのは効率が悪いからですかね?同じ配置はない訳で練習というのは繰り返しの中で
形を定型化することが目的のひとつだと思うのでただ入れるだけのバラ球というのは練習効率が悪いと
思う訳です。「同じ撞き方を意識する」ことで定型化を図ることも出来ますが、そもそも配置が違うのに
同じ撞き方をすること自体ナンセンスだと思っているので時間の割りに効果が薄いと思ってます。

難しい配置は練習しない。自分の実力ではまだ出来ないだけかもしれませんからね。出来ないことを
出来るようにすることも大事ですが、出来ることをより確実にすることも大事です。イメージの悪い球を
繰り返すことで出来るようになる可能性はもちろんありますが、自分の思い通りにならないケースが
苦手なだけに多くなります。すると悪いイメージが益々固定化する危険もあります。もちろんやらない訳
ではなく、やるとしても非常に短い時間集中して数球撞く程度にとどめます。確率が良くなって出来る
イメージが沸いたらもう少し本格的に練習します。ストップショットも出来ないのにジャンプショットの練習
したって上手くならないですよね?自分が出来ることをしっかりと確立することが大事だと思う訳です。

バラ球を撞かないということだと練習はセット球が中心になります。決まった配置を繰り返し練習する方法
ですね。このときに気をつけているのはセットです。きちんとボールをセットしないと撞き終わった後の
正確な良し悪しの判断が出来ませんからね。でも、その結果はアバウトで構わないと思ってます。実際
ゲームでちょっと長い、短い、回転が多い、少ないなんてことは毎回起きてる訳です。練習だからこそ
細かいところまで気にするという人もいるでしょうが、俺は気にしないようにしてます。結果をありのまま
受け止めて次も同じように出来るか。失敗したなら次は上手く出来るか?ということだけを考えてます。
ゲームのときに余計なことを考えると失敗します。練習のときから大体こんな感じという感覚が大事だと
思う訳です。

目的を持って同じ配置を延々と繰り返すこともありますが、悪い癖が固定化することもあるのでしっかり
「これをものにする」という風なものでない限りは日々の練習では15球程度しか練習しません。本番の
ゲームでは1回しか同じ配置を撞く機会はないですからね。似たようなものに例えばフォームを一部
変更するようなことがあった場合にはそこしか気にしません。入ろうが入るまいがネクスト出来るか等も
基本的に気にしません。適当という訳ではなく結果はインプットしますが、その結果についていちいち
変えることもしません。慣れないことをしているんだから確率が落ちるのは当たり前。それで結果まで
気にしてたら気持ちが持ちません。「今はこの練習をしているんだから結果は仕方ない」と割り切る様に
してますね。

お遊びでどれだけ引けるかとかどれだけ押せるかなんてこともしますが、それは練習ではなく自分の
限界を知るための余興みたいなもので俺は練習とは呼びません。練習から常に自分で使うベースの
ストロークやスピードを意識してないとゲームで役に立たないですからね。前述のように俺はセット球の
練習が多いですが、「ここに出す」と意識して練習することは少ないです。自分が一番ナチュラルに撞き
その結果どこに手玉が止まり、それが安定しているか?というのが課題でありその基準点を元に長く
短くということを実戦の中で行えば良い訳です。基準がないのに「ここに出したい」ってのは難しいと
思いますからね。

まぁ、あくまで俺の考え方です。真逆の人もいるでしょう。練習方法の良し悪しではありません。人は
それぞれ合ったやり方というのがある訳です。俺にとっては意味がないと思える練習でも別の人からは
非常に重要な練習でありそれをしていることで上達していることだってあるでしょう。他人の意見は参考に
なると思いますが、そのとおりだけでもダメなんですよね。だから俺の練習方法そのままではダメかも
しれません。考え方が似ているな。と思ったらそれを参考にオリジナルの練習をすれば良い訳です。

誰でもうまくなる魔法の練習方法なんてないですからね。

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2009年05月30日 13:47に投稿されたエントリーのページです。

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