今日は昼からPCの授業が入っていたんですが、キャンセル。まさかWBCの韓国戦が気になった訳では
ないと思いますが、俺はすごく気になっていたのでワンセグON!
初回に3失点…嫌な流れのまま回は進み14時からのPCの授業は通常どおり行います。授業が終わり
再びワンセグをオンにすると…ちょうど終ったところでした。う〜む、残念。明日のキューバ戦は多分テレビ
観戦可能な時間だと思うので一生懸命応援してましょうかね?
幼稚園は今日が終業式だったようで明日から匠太は春休みです。4月からは年長になる訳ですが早い
ものですねぇ…来年の今頃は小学校の入学準備に追われているんでしょうねぇ…
夜はセブンで常連さん相手にセットマッチを3回程。玉質自体は一時より格段に良くなっているんですが
それを組み立てや展開に発展させるところまでまだ至ってないようです。
最近は基本練習を良くしている話題をこのブログにも書いてますが、俺は練習には大きく分けて2つの
方法があると思っています。
ひとつは基本練習です。これはテーマを決めてそのテーマのみに絞って練習をします。ストップショットが
テーマだとしたら先球が入ろうが入るまいが構いません。とにかくストップショットを撞くことのみに集中
する訳です。他にもキュー出しをテーマにするとか、スナップをテーマにするとか、先球の回転をテーマに
するとかいろいろな基礎練習のバリエーションを持っていますが、それぞれは基本練習であり、連鎖する
ものではないと思っています。
ところが、基本練習ばかりでも実戦では役に立ちません。なぜなら実戦では一つのテーマだけではなく
複数のことを同時に出来るようにしないといけないからですね。すなわち、基本練習で培った経験を統合
することによってはじめて実戦で使えるようになる訳です。
野球少年だった30年前を思い出してみましょうか…
毎日、毎日学校から帰るとバットで素振りをしていました。ただ振るだけではなくインコース、アウトコース
それぞれを意識したり、ピッチャーを想像してタイミングを取りながらなど一生懸命バットを振りました。
これが基本練習です。
バットスイングは鋭くなり監督からも褒められるようになりましたが、試合では全然打てません。それは
実戦練習をあまりしていない。すなわちボールを実際に打つということをあまりしていないからに他なり
ません。
そこで少ない小遣いを握り締めてバッティングセンターに通います。ボールを打つのは楽しいです。
そしてその楽しさに釣られて今度は基本である素振りをあまりしなくなってしまいました。結果は見えて
ますね?ついにはレギュラーになれず終いだった訳です。
それ以来、スポーツをやる際には基本+実戦という2つを両輪のように扱うべきだと考えるようになります。
話しをビリヤードに戻しましょう。30cmのストップショットが馬鹿らしくて出来ない。と言うのならばそれは
その人の考えでしょうから否定はしません。でも、30cmのストップが出来ない人がマスワリできないと
嘆くのは違うと思うんですよね。
俺は基礎練習のはじめに必ず30cmのストップショットを10球撞きます。でも、10球全て納得の行く
ストップショットが出来た試しはいまだかつてありません。1000球撞いて1000球満足の行くストップに
なったとしたらこの練習はもうしなくて良いと思います。でも、俺にはまだまだこの練習も必要な訳です。
俺の基礎練習は実戦をベースに組み立てているつもりです。それをパートに分けて練習しているだけで
実戦に結びつき難いものは極力やりません。
例えば力加減です。自分の限界を知る意味でのMAXの押しや引きをやることはあります。でも、これは
練習ではありません。自分の限界を見極める為の試し撞きのようなものです。これを繰り返すと悪い癖を
付けることにもなるので精々数球試してみる程度です。
ストップショットの力加減と撞点を意識してフリのある場合にはどこで手玉が止まるかを予想し、予想と
違えば繰り返しその練習をすることで自分のイメージと実際のボールの動きをすり合わせる訳です。
これは5球、10球で判るものではありません。そのときの体調や環境にも左右されますから様々な
状態でもイメージと実際の動きを一致させる訓練をしておかないといけない訳です。これには数ヶ月、
ひょっとすると数年掛かるかもしれません。でも、今よりもちょっとでも上手くなろうと思えば避けては
通れない道なんですよね。
楽しい練習なんてありません。基礎練習なんて単純で出来て当たり前のことを延々と繰り返す訳です。
飽きも来ます、憂さ晴らしにどか〜んとブレイクを打ってみたくもなります。それじゃダメなんですよね。
ぐっと我慢して続けるからこそ数年後に「やっぱりやっていて良かった」と思える瞬間が来るんですよね。
少なくとも今までの俺はそうでした。そしてこれからもきっとそうだと思います。
基礎練習に対するのは実戦練習ということになりますが、これは相撞きであったり、前述のキュー切れを
試す練習だったり、難球の処理の練習だったりボーラードだったりナインボールや14−1の1人撞き
だったりする訳です。こっちは同じ練習でも楽しいことが多いです。回転が乗ってぐ〜んと引けて来る
様を観たり、ボーラードで得点を目指したり相撞きで勝ったり負けたりの勝負をしたり…
でも、これを練習の中心に据えては小学生の頃にバッティングセンターに行った二の舞です。あくまで
素振りをしていることが前提条件になければいけない訳です。そこではじめて実戦練習の楽しさが倍化
して楽しめるようになるとも思ってます。
基礎練習を繰り返していると「この程度のことも満足に出来ないのか」と自分に腹が立つこともあります。
でも、そこで俺はこう考える訳です。「この程度と考えるその甘さが出来ない原因なんだ」と…
まだまだ、俺は甘いようです…
今日のどう?
マスワリ 1回(セブン 1番テーブル)
2009年 通算84回
ボーラード 245点、156点