今日はPCの授業が4コマの予定。午前中に16時台の授業のキャンセルが入ったので3コマに。ここから
バタバタ劇のはじまり。12時台の授業を終えて食事をして14時台の授業に備えてましたが生徒さんが
来ません。「ありゃま、急用でも出来たかな?病欠じゃなけりゃいいけど」なんて思いながら遅刻して来る
ことも考えて別の仕事しながら15時まで教室で待機。
こりゃ来ないなと判断して15時半に一度自宅に戻って匠太と散歩にでも行こうか?と言う話しをしている
ときにインターホンが…14時の生徒さん時間間違えていたらしい…16時がキャンセルになっているから
時間は空いてる。ということで授業をやることにしたんですが、一度散歩に出かけれられると思った匠太は
大泣きです。匠太には悪いけどパパ仕事しないと困っちゃうんだよ…
で、16時から17時半までPCの授業だった訳ですが授業が終ってからもご質問に答えたり、その後に
ちょっとした仕事をして食事休憩で家に戻ったのが18時過ぎ。
19時からはセブンのオープンとPCの19時台の授業があるので今日は15分くらい前には仕事場に戻る
必要があります。事実上の許された時間は30分。匠太を風呂に入れて5分で夕食を済ませて職場に
戻ることに。
授業を終えてちょっと一息入れたところで職場の内線が鳴ります。時刻は21時過ぎ。この時間だとすると
ママが何か用事があるということが多いんですが、電話の主は匠太「今日パパと遊びたかったんだよ」
そっかぁ。そうだよな。最初から遊べないことになっていれば良いけど、今日は急に仕事になっちゃった
からね。パパのお仕事はそういうこともあるんだけど、それを理解して貰うにはまだちょっとね…
次回はちゃんと遊ぶ約束をして「もう遅いからママの言う事ちゃんと聞いて寝なさい」と言うと「はぁい」と
返事して電話は切れました。ごめんな。今度は一杯遊ぼうな。
そして21時過ぎから一人でビリヤードの練習モード。3日ほど基本練習が出来ていなかったので今日は
バッチリ撞き込む気満々です。納得の出来る球なんて正直ひとつもありません。不満を言えばキリが
ありませんが、それはそれ。繰り返しの練習は単純で退屈でストレスだって溜まります。でも、それを
我慢してこそ上達するきっかけになる訳です。我慢とかストレスというと誤解されそうですが、ただ撞く
だけでもやらないよりは良いですが、明確な意図を持って練習することに意味があり、その成果はすぐに
現れるものじゃない訳です。
仕事も一緒です。今やっていることは1年後、3年後にきっと役立つと信じて勉強している訳です。それは
PCの勉強もそうですが、講師としての勉強だって必要な訳です。俺はPCのプロであることはもちろん
ですが、プロの講師でもある訳で教える技術だって磨かないといけない訳です。促成栽培でホイホイと
習得出来るものではありません。経験と実績そして普段からの勉強が数年後に意味を成す訳です。
最近は練習風景をライブで公開していることが多いですが、こんな単純な練習をA級が延々と繰り返し
それもたまに失敗しているってのはどういうことよ?と思われる方もいるかもしれません。でも、俺は
前述のようにそれぞれの練習に明確な意図を持ってやっているつもりですし、失敗したことだってそれは
練習だから許される訳です。本番のゲームでは1回のミスで負けてしまうなんてことはいくらでもある訳で
ミスしたことで自分を下手だとか、出来ないとか卑下する必要なんて全然ない訳です。練習中のミスは
自分の伸びシロです。反省し次にどうすれば良いかを考え練習の中で実践していくことが大事な訳です。
同じ様な球を4時間も撞き続ければ当然、考えもフォームも固定化します。それを仕上げのボーラード
などでゲーム仕様に切り替えると言うのは以前このブログで書いた通りです。ということでやってみた
訳ですが…
ひっどいスコアですが、前述の様に感覚を戻すことが主目的ですからスコアの良い悪いなんてのは
この際どうでも良い訳です。でも、その肝心の感覚が戻らない…で、ちょっと14−1の真似事したり
時間を置いたりして気分を変えて再度やってみました。
実に久しぶりの2桁得点ですねぇ…まぁ、スコア自体は笑って済ませられるレベルではないですが、
途中で止めちゃうことだって、適当に撞いて「真剣にやったスコアじゃないから」って自分に言い訳する
ことだって出来ない訳じゃないですし、ましてここで公開して恥をさらす必要もない訳です。
でも、俺は1球たりとも真剣に狙わなかった球はないですし、いい加減に撞いた球もありません。
自分なりに一生懸命やった結果がたまたまスコアに出なかっただけです。これで腐ってしまう訳では
もちろんありませんし、まだまだ練習しなくちゃいけないな。と思うだけです。
ビリヤードにも業界用語のようなものがたくさんありますが、最近よく聞く言葉に「抜く」というものがあり
ます。先球を外した時に主に使いますが、俺はこの言葉が大嫌いです。他人が使うのは勝手ですし、
それをどうこう言うつもりもありません。あまり深く考えず皆が使っているから「外した=抜いた」で良い
じゃないかというのもごもっともです。ですから人に「あの球抜いちゃいましたね」なんて言われても別に
俺の中では「外して残念でしたね」くらいに変換して聞くようにしているだけです。
でも、自分では絶対に他人に対しても自分に対しても使いません。そもそもポケットビリヤードで抜くと
言う言葉自体使うシュチュエーションというのはほとんどない訳です。球と球の間を抜いてポケットする
なんてのが無理やり場面を作ればあるくらいでポケット出来なかった同義語になる訳はありません。
善意に解釈すればスリークッションなどでは惜しく外れたときなどに「すり抜け」したと言う表現をする事が
ありますので、そこから「惜しくも得点できなかった=抜けた」と言う現象をポケットに置き換えていると
いう事も考えられます。そのような考えでしたら別に目くじら立てることもありません。
他意に解釈すると他に抜けるものってなんだろう?そう、「気が抜けた」と言うことになります。俺はこちらの
意味に捉えてます。すなわち気が抜けたから外れたという事で解釈すれば俺は少なくとも気の抜けた
球は撞きません。自分に対して使えば言い訳だし、他人に対して使えば失礼です。だから絶対に使う
ことはしない訳です。
前述のボーラードに戻りますが、確かに酷いスコアです。でも、それも含めて俺の実力です。なにも恥じる
ことはありません。残念だとは思いますが一生懸命やった結果ですからね。仕方ありません。
この2ゲームで14回のシュートミスをしています。でも、その14回で気を抜いて外した球は1球もないと
断言出来ます。今までもそしてこれからもいつでも誰とでもそして一人で練習しているときでも俺はただ
一生懸命テーブルに向って精一杯のプレーをしたいと思っています。
今日のどう?
ボーラード 151点、95点