今日も昼間はPCの授業だったのですが、生徒さんの都合で1つキャンセルに。思わず時間が空いたんですが
まとめて仕事をするほどの時間がある訳でもなく、何しようかなぁ?なんて思って思いつきました。最近、
掲示板にスパムが横行していていちいち消すのが面倒だったんですよね。かといって放置すればあっと
言う間に無法地帯になりますから困ってました。ってな訳でスパム対策を施しました。特定のキーワードを
含む文章が投稿された場合、投稿が出来なくなってます。効果は少ないと思いますが、一応禁止ドメインも
いくつか設定しておきました。お陰で昨日からスパム書き込みはゼロ。ちなみに俺の集計によると2週間で
スパムによる書き込みは200件を超えてました。安心は出来ないけど一息つけるかな?
さて、ビリヤードの方は閉店間際にパレットさんと相撞きした以外に1時間ほど一人で14−1を転がして
ましたね。まだイメージの違和感が拭えません。ほんのちょっとのことなんですけどねぇ。
話は唐突ですが、どんな世界にも慣習というものがあります。もちろんビリヤードの世界にも良し悪しは
別として慣習というものが少なからずあります。地域性やもっと狭く言えばお店毎の慣習というものも
存在するかもしれません。良い慣習というのは伝えて行かなければいけません。例えば、ゲームの
前と終わりにはお互いに毎日顔を合わせていても「お願いします」「ありがとうございました」という挨拶を
交わすなどと言うのは良い慣習だと思います。俺も相手がビギナーであろうが、プロであろうが必ず
ゲームの際には挨拶します。試合などでときどき挨拶もせずにゲームをはじめる人がいますが、それを
気合を入れているからなどと善意に解釈してゲームをしたとしても後味は良くありません。まぁ、そんな
無礼な奴は滅多にいませんし、仮に居ても負けたことないですけどね。俺の闘争本能に火を付ける
だけです。悪い慣習の例としてはやはり「ビリヤード=ギャンブル」というのが俺の中では最たるものです。
これを打破しようと日頃から指導しているつもりですが、人間は弱いですから「小さな金額なら良い」と
甘い考えに乗ってしまうことがままあります。5−9がジャパンになりスコ倍、チャラ倍なんてインフレ
ルールを作って得点が動きやすくし、ツー出しを常識化して上級者有利にルールを変更し、それでも
飽き足らずレートが上がる。好きな人同士で違法性を認識しつつもやりたいというのを俺は止めません。
でも、セブンではやらないでね。って言うかそんな客はうちはいらないんで他でどうぞって感じです。
この方針を10年くらい続けている訳ですが、それによる弊害もあるのかなぁ?なんてちょっとだけ思います。
うちの常連が他店に遊びに行くのは一向に構いません。もちろんうちで遊んで貰えるのが一番良いと
思いますが、たまには他のメンツや違った環境でやりたいことだってあるはずです。そこで得たものを
うちでまた練習して貰えればよい訳です。他店に行ったときでもスポーツでお願いすれば何も問題ない
はずですが、ちょっと乗っけようとなるとその時の慣習を知らなさ過ぎるということが置き、相手を不快に
させてしまうことがあるように思う訳です。これは世代格差も影響します。ビリヤード場には年齢も歴も
様々な人が居る訳です。誰とでも気軽に楽しめるという良い面がある一方で、各世代には禁句のような
言葉や態度というのが存在します。例えば俺に向って「ハスラーですね」なんて言ったら、まぁ、聞き流す
とは思いますが俺は良い気はしません。全く気にしない人もいるでしょう。歴が10年以上ある人は今の
インフレルールを苦々しく思っている人が少なくありません。そういう人に向ってインフレルールを仕掛ける
ということがどんだけ失礼なことかを理解出来ないで「それが普通」などとさらに火に油を注ぐようなことを
言う人も居る訳です。例外はあるにしてもビリヤードの上級者は謙虚な人が多いです。特に歴の長い
人は歴も歳も腕も上なのになぜそこまで腰が低い?と言う人さえ珍しくありません。まぁ、俺はそこまでの
歴も年齢も腕もありませんが、そういう風でありたいとは思っています。それをその人の人柄に甘えて
自分も対等な口を利いてると後でしっぺ返しを喰らう訳です。
ビリヤード、特にナインボールにはラッキー、アンラッキーがあります。俺のようなへっぽこA級でもプロに
勝ってしまうこともありますし、逆にC級にやられてしまうことだってある訳です。それを今日はラッキー
だったの、相手にフロックが出たから負けただの言ってるうちは上達するのは難しいでしょうね。本当に
ラッキーだけ?ってことだって実はたくさんあるんです。俺とやると順番が回って来ても見える配置に
ない場合が多いという人が稀にいます。アンドセーフを狙っていなくてもそうなるときがあります。これは
狙っていなくてもそうなる力加減なり撞点なりを勝手に選択してしまっている結果のことも少なくありません。
予期せぬ外し方をしてもイージーに残らないように身体が警告する訳です。これは今まで経験した様々な
配置の記憶が無意識にそうさせるものと俺は思っています。顔に向ってボールが飛んでくれば手で
避けようと思いますよね?そのときに「ボールが来たから右手でこう避けよう」なんて考えてるはず
無い訳です。そこまででなくても経験による感性というものである程度そうなることもあると思います。
で俺が「今日はフロック多くてごめんね」ってのは自分を揶揄してるのでありです。でも、相手から
「たいしのフロックが多くて負けた」と言われたら俺はどう思うと思います?「じゃあフロックなけりゃ勝てたって
事だよな?」って風になってしまうかもしれない訳です。まぁ、今ではそんなこと言われても自制出来ますけどね。
別の言い方をしましょう。「俺ってバカだから」はありですよね?「お前バカだろ」は喧嘩売ってますよね?
ようするにそういうことなんですよ。
楽しくみんなでプレーするのはとても良いことです。その為には良い慣習とお互いの尊敬と自分の謙虚さ
というようなものも勉強しないといけないように思います。スポーツマンシップといっても良いかもしれませんね。
まぁ、短気で喜怒哀楽がすぐに顔に出る俺が偉そうに言えることではないんですけどね。俺もまだまだ修行中。